『まよチキ!』を久しぶりに観た感想

 

はじめに

以前『まよチキ!』を久しぶりに視聴したので、今回の記事では改めて観てみて感じたことを簡単に述べていきます。まよチキを観たことがある人は内容を思い出してみてください。

 

ちなみに、僕はまよチキのアニメだけでなく、原作のライトノベルも全巻購入して読み通しました。それだけでなく、漫画版のまよチキも全巻買っています。そのため、まよチキの知識はかなり持っていると自負しています。

 

第1話 エンド・オブ・アース

パンツを見られたスバル様

奏お嬢様の執事として仕えているスバルは実は女子でしたという展開がまよチキの起点なわけですが、パンツを見られただけだったらバレずに済んだのに…と思いました。女子に触れると鼻血が出る体質のジローとの協力関係が築かれましたが、これから楽しい(?)日常が始まるぞというところで第1話は終わりました。

 

僕のお気に入りのキャラはスバル様ですが、奏お嬢様も性格が歪んでて(?)好きです。あと、たまに出るスバルの女っぽい声が個人的にたまりません。

 

第2話 大好きになっちゃった!

スバルのことが大好きな奏

妄想上のスバルがやけにエロかったですね。身体測定で「あ~れ~」って回されていたスバルが面白かったです。

 

さりげなくジローがクレーンゲームで景品を取っていましたが、今時のクレーンゲームはあそこまで上手くいきませんよね…。ジローの恐怖症改善が名目のデートでしたが、紅羽の乱入で肝心の治療プログラムはすぐに終わっていしまいました。紅羽がスバルを好きになってしまうというオチは最高です。

 

第3話 もちろん、ベッドの上で

プールで遊ぶ奏とジロー

面白いことが好きな奏のせいで、奏とジローは付き合っているという設定になり、奏とジローのペアとスバルと紅羽のペアの4人で、プールでダブルデートすることになりました。性別を隠しているため、男の更衣室で着替えなければならないスバルが可哀想でした。身体測定といい更衣といいスバルには不便なことが多そうです。

 

後半では奏と紅羽の誘拐(という設定)により、ジローもスバルも頑張っていました。ジローの家庭の事情が無ければ、ジローはとっくにお陀仏でしたね。奏のことをカナちゃんと呼ぶスバルが尊かったです。スバルの父親の流もなかなか面白いキャラですね。

 

第4話 あんまりジロジロみるな…

ジローが死ぬんじゃないかと泣く紅羽

平和なGWが始まるぞとジローが喜んでいたら、家出したスバル、合宿から早退した紅羽、面白いことが好きなだけの奏が次々と家に集まってきてしまいました。スバルと奏のご奉仕対決が行われましたが、りんごの食べさせ方がいちいちエロかったです。スバルの思考回路はたまに謎ですね。

 

川原でテント暮らしをしていたりいちいちジローに突っかかったりする流が今回も面白かったです。「お父さんなんか大嫌い!」と言われて倒れる流が見物でした。最終的にスバルは心置きなく屋敷に戻れたので良かったです。

 

第5話 アタシと付き合いなさい

ジローと一緒に学園祭を回りたいスバル

原付に撥ねられてピンピンしているジローにツッコミを入れてはいけません。新キャラのマサムネは普通に犯罪者ですね。顔が可愛いのにぼっちな女子は現実では見たことがないですね…。

 

マサムネと恋人のフリをすることになったジローですが、学園祭を一緒に回ろうと先に約束していたスバルが可哀想でした。スバルって不遇なことが多いですね。あと、学園祭で水着喫茶をやることについてよく学園は許可してくれたなと思いました。

 

第6話 戦争を始めましょう

先輩と後輩の関係のマサムネと紅羽

楽しい学園祭が始まりました。ジローとマサムネの二人きりのデートが始まると思いきや、結構早くスバルが乱入してきました。スバルの二大ファンクラブ(S4、見守る会)の対決はすごく面白かったです。S4のリーダーが奏なら、権力的にS4の方が強そうですね。

 

いろいろと考えすぎて追い詰められたマサムネでしたが、退学を考えるのは流石に早計だと感じました。他人を簡単に信用できないという気持ちはよくわかりますが…。最後にニコッて笑ったマサムネの表情はとても良かったです。

 

第7話 駆け落ちしよう

駆け落ち(?)をするジローと奏

ジローはいきなり眠らされて海辺の旅館まで連行されてしまいました。お嬢様にはお嬢様なりの不満があるんだなあと感じました。お金持ちより庶民の方が暮らしやすそうです。奏とマサムネの関係性がいい感じですね。

 

海辺ということもあり、今回の話は女モードのスバルの出番が多くて良かったです。ごまかすためとはいえ、小鳥遊ぷにゅるという名前は某コナン以上に酷いです。そして、最後に流が奏を迎えに来ましたが、「この人誰?」とか「怖いよ」とか「警察呼びますよ」と言われていた場面では声を出して笑ってしまいました。

 

第8話 初めてなんだ

夏祭りを楽しむマサムネとナクル

人も集まり、温泉旅館での賑やかな泊まりとなりました。男湯に入らないといけないスバルがまた可哀想でしたが、そこに流もやってきてピンチになってしまいました。流が登場するだけで毎回面白いです。最終的に流もジローもスバルにノックアウトされてしまいました…。

スバルのお母さんのお墓の前のシーンでは悲しくなってしまいました。スバルが不遇すぎるので、もっと幸せになってほしいなといつも感じます。その後のサバイバルゲームはいろいろとカオスでした。優勝者が奏じゃなかったら流が暴れていましたね。

 

第9話 しばらく旅に出ます

メイド喫茶でウキウキな奏

マサムネと一緒にメイド喫茶でバイトすることになったジローですが、なんか面白そうと感じて奏がやってきてしまいました。奏に撒かれたスバルが可哀想です。ジローも言っていましたが、あんまり酷いことをしないであげてください。

今回はずっとメイド喫茶が舞台でしたが、奏が暴走していてマサムネがギャーギャー言ってて最後まで面白かったです。楽しい日常回でした。まよチキはいつも日常回みたいな感じなんですけどね。

 

第10話 いっただっきまーす

紅羽の誕生日を祝うナクルとマサムネ

今回は紅羽の誕生日を祝う回でした。こんなに多くの人からたくさん祝ってもらえる紅羽ちゃんは幸せ者ですね。今さらですが、マサムネの家事スキルはなかなか凄いですね。抱き枕を作ってしまうのは凄すぎます…。僕もスバル様の抱き枕カバーが欲しいです。

 

後半では、この間のメイド喫茶でヒロイン一同からハッピーバースデーの歌が歌われていましたが、ここはまよチキの中で一番の名シーンだと勝手に思っています。このバースデーソングはキャラソンのようなものだと思いますが、すごく良い曲です。まよチキのアニメは原作には無いアニオリ要素が割と多いのですが、キャラソンを使ったこの展開はすごく好きです。

 

第11話 にゅ!

酔っぱらっているスバル

マサムネはもう免許返した方が良いのでは…。食べかけの食パンを渡されると普通に困りますね。酔っぱらっていたスバル様は可愛かったです。もうちょっと起きていたらスバルの本音が聞けたでしょうね。

 

奏お嬢様のしゃっくりが「にゅ!」なのは置いておいて、それが人を惹きつけすぎて警視庁が動く程なのは恐ろしすぎます。奏に抱きついてしまったり、執事として傍にいながら奏をケガさせてしまったりとまたスバルが可哀想で見ていられませんでした。

 

しゃっくりが止まらないことより足をくじいてしまったことの方が普通に重症ですね…。最後はバッドエンドみたいな終わり方でしたが、この辺りからもう完全にアニメオリジナルですね。

 

 

第12話 迷える執事とチキンな俺と

また一緒に温泉に入っているスバル達

執事クビを言い渡され、スバルは行方をくらませてしまいました。スバルはこの間の温泉旅館のある土地にいて、連れ戻すことは割と早くできましたが、スバルはぷにゅるとして学園に通うことになってしまいました。誰も気づかないものなんですね…。

 

このままでは良くないということでジローはS4と見守る会に協力を要請しました。そして、スバルを執事に戻す署名活動が始まりました。ジローがぷにゅるに対して、スバルはみんなに愛されている凄腕の執事なんだって言っていたのがとても良かったです。みんなの温かさを感じました。

 

スバルは無事執事として復帰できました。お礼としてスバルはジローにキスをしましたが、ジローの鼻血体質はなかなか治りませんね…。13話がまだありますが、たぶん13話はオマケで作られた感じで、12話が一応締めの話という扱いだと思います。

 

第13話 揉んでください!

ようやくメイン回を貰えたナクル

ナクルの話になったのは構いませんが、スバルの出番があまりにも少なかったのは残念でした。一応最終話なのに…。

高校生なのに同人誌を制作しているナクルはすごいと思います。他のアニメでも何人か見たことがありますが…。ジローの部屋にエロ本があったのは意外でしたが、ジローは女性に触れないだけで女性に興味がないわけではなかったですね。

 

ナクルの悩みは重大なような大したことがないような気がしましたが、ジローの言う通り、胸だけでその人のことを好きになることはほとんどないと思います。胸が大きい女子はみんな邪魔だなあと思っているのでしょうか。眼鏡を外した方がナクルは可愛いですね。

 

おわりに

やっぱりまよチキは面白いなと思いました。まよチキは一応恋愛アニメのはずですが、ギャグ要素が強く、恋愛アニメというよりは面白いアニメといった印象です。たまに、感動的な名シーンがありますけどね。

 

まよチキの話は今後も原作で続いているので、興味がある方は機会があれば読んでみてください。登場人物達の関係性がどんどん進展していくので、原作も面白かったと太鼓判を押しておきます。良作でした。