『アブソリュート・デュオ』を久しぶりに観た感想

 

 

はじめに

アニメ『アブソリュート・デュオ』を久しぶりに視聴したので、今回の記事では、改めて観て感じたことを簡単に述べていきます。あらすじや設定などはあまり述べません。この作品を観たことがある方は内容を思い出してみてください。

 

第1話 焔牙(ブレイズ)

桜を眺めるユリエ

伊万里がユリエを見て「美少女ってあんな感じの子のことだよね」と仰っていましたが、伊万里も十分美少女だと思います。

 

早速ヒロイン伊万里と仲良くなれたと思っていたら、入学式で入学試験(実技)が開催され、負けた人は入学を認めないという事態となりました。一体何なんだこの学園は…。主人公・透流との戦いに負けた伊万里は堂々と学園を去っていきました。ヒロインがこんな風に早々に退場するなんて珍しいですよね…。

 

そして、ユリエと透流のまさかの同棲生活が始まりました。しかし、ユリエは全く気にしていなかったので、特に問題は起きません。ユリエと透流はもう良さげな仲になっていました。ユリエの「じ~」は凄く可愛かったです。

 

第2話 絆双刃(デュオ)

透流を心配する巴とみやび

正式な絆双刃(デュオ)を決めようという話でしたが、もし透流がいなかったらユリエはどうなっていたのでしょうか。ペアが見つからなかった余り者は余り者同士で絆双刃を組まされるのでしょうか。友達がいないぼっちの人はどうなるんだろうといった心配が浮かびました。透流とユリエの絆双刃結成はめでたいですが、トラが少し可哀想ですね。

 

第3話 復讐者(アヴェンジャー)

みやびを運ぶ透流

とりあえずトラはタツと絆双刃が組めたようで良かったです。タツはいろいろと謎キャラですが…。力尽きて倒れていたみやびを透流がおんぶして運ぶ場面がありましたが、みやびの胸の大きさがどうしても気になりました。みやびの透流への思いはここから少しずつ芽生えていったのでしょうね。

 

新刃戦が始まりましたが、ユリエと透流は順調に勝ち進んでいきます。しかし、月見先生が急に敵となり、ユリエ達は一気にピンチとなりました。先生の可愛い声とドス黒い声の切り替わりが凄かったです。先生の発言のおかげで先生を倒せたというのは面白いですね。

 

第4話 特別(エクセプション)

月見先生を睨む透流達

もう月見先生は現れないだろうと思っていたら月見先生は普通に登校してきました。ちなみに月見先生は仕事で透流達を襲撃したらしいのですが、最後まで月見先生の仕事については特に触れられませんでしたね。この人の立ち位置はよくわかりませんでした。

今回からリーリスが登場しましたが、よくいる自由奔放なお嬢様でした。何にも惑わされずユリエを疎かにしない透流は流石だなと思いましたね。

 

ユリエと透流のショッピングはほのぼのとしてました。幼稚園児の集団に押されるユリエが可愛いです。ユリエの貧乳っぷりがたまに強調されていてユリエがたまに可哀想ですね。本物ではないとはいえショッピングモールでライフルを撃つリーリスはえげつないですね…。

 

第5話 位階昇華(レベルアップ)

上級生を全員片付けてしまったリーリス

運動音痴そうなみやびがすごく早く泳げていて、位階昇華って本当に凄いなと感じました。ユリエの方は全然泳げていませんでしたが、プールで沈み続けるのは逆に難しいような…。

 

透流はリーリスに遊園地に連れられて振り回されていましたが、絶対にユリエを優先する透流の誠実さは尊敬したいです。そして、次は上級生と1年生が戦うぞと思っていたらリーリスが上級生を全員片付けてしまいました。上級生がかませ役にされて可哀想でしたね。次はリーリス対1年生全員の戦いが始まります。

 

第6話 生存闘争(サバイヴ)

戦い合うリーリスとユリエ

モブの1年生達はすぐに片付けられてしまいましたが、透流達はかなり健闘していました。今回は巴が作戦を考えたりトラとユリエが共に動いたりと皆で協力して戦っている様子が見られて良かったです。

みんなで協力してリーリスに勝てるぞと思っていたら乱入者が現れてリーリスを連れていってしまいました。学園行事(?)が乱入者によって有耶無耶にされてしまうのはよくある展開ですね。序盤から思っていましたが、透流の拳は強いです。リーリスもヒロインの仲間入りを果たしました。

 

第7話 銀色の髪 黄金色の髪(シルバーブロンド イエロートパーズ)

自然の中では危なげなユリエ

島で合宿だけどどうせこの学園はろくな事をしないぞと皆が予想していたのですが、「今からあの島まで泳いで来い」と言われてしまいました。泳げだけでも酷いのに、船の甲板から急に落とされたので、本当にこの学園は酷いですね。ユリエは泳げないんですよ…。

島には学園の分校があったわけですが、ここで伊万里との再会を果たしました。伊万里が中卒になっていなくて安心しました。しかし、分校の立地が最悪ですね。島流しじゃないですか…。

 

第8話 品評会(セレクション)

透流が好きなみやび

海で遊んだり温泉で戯れたりと楽しい日常の場面が繰り広げられました。ユリエの身につけている服が流されるのは前も見たような…。透流がみんなの水着の感想を述べていましたが、一番主張が激しかった先生を最後まで無視していたのが面白かったです。

 

みやびの透流への恋はすくすくと大きくなっていました。そして、みやびはついに告白をしたのですが、残念ながら…。さらに、この間の連中がまた襲撃してきてピンチです。

 

第9話 神滅部隊(リベールス)

結構強かった月見先生

分校が襲撃され、みんな倒されてしまいますが、巴やトラ達は普通に戦っていて流石でした。そして、リミッターが解除された(?)月見先生が大健闘していました。先生はすごく楽しそうでしたね。

理事長が攫われたのを受け、ユリエと透流はKという男と戦います。船から降りたら見逃すぞと言われ、私は泳げないと返していたユリエのユーモアには感心しました。二人とも苦戦していましたが、覚醒して謎のオーラを放っていたユリエはかなり強かったです。Kは泳いで帰っていきましたが、この人はバイキンマンみたいな立ち位置でしょうか。そして、失恋したみやびが敵のもとに…。

 

第10話 七芒夜会(レイン・カンファレンス)

気づいたら仲良くなっていたリーリスと巴

みやびが行方不明のまま島を出るということより、島を出るので伊万里の出番はもう終わりということの方がショックでした。とはいえ、巴の心境を考えるととても辛いです。

 

七芒夜会という会議が学園で開催されましたが、悪そうなお爺さんによりゲームが始められてしまいました。いつものKがまた透流達の目の前に現れましたが、そこにはみやびの姿もありました。みやびの目はもう別人でした。

 

第11話 殺破遊戯(キリングゲーム)

透流が好きなみやび

まさかのみやび闇堕ち展開です。ヒロインが敵として帰ってくる展開は意外と珍しいので面白いですね。明るくて可愛かったみやびは透流だけを守りたいヤンデレで怖いみやびとなってしまいました。人はここまで変わるものなのですね…。

 

絆双刃としてみやびの相手をする巴でしたが、必死に説得をすることで最終的にみやびを取り戻しました。巴とみやびの関係性も結構尊くて良いですね。

 

ユリエと透流はまたKと戦っていましたが、ユリエ達はKに何とか勝利しました。Kの変顔が一瞬アップで映った場面では少し笑ってしまいそうになりました。これで一件落着と思っていたのですが、Kがまたパワーアップしてしまいました。K、お前まだ戦うのか…。

 

第12話 絶対双刃(アブソリュート・デュオ

また大健闘する月見先生

もう何度目かわかりませんがKとの戦いがまた始まります。Kはパワーアップしていましたが、覚醒ユリエはあいかわらず強かったです。そして、目を醒ましたユリエと透流は無事Kに勝てました。Kは第6話から第12話に至るまで結構長い間敵として頑張っていましたね、お疲れ様でした。

 

学園にまた平和が訪れ、物語は幕を閉じます。みやびが全然お咎め無しな点は気になりますが、とても面白い作品でした。

 

おわりに

最初に仲良くなったヒロインが第1話のAパートで退場したりヒロインっぽかった先生が敵になったり失恋したヒロインが敵になったりと展開がいろいろと珍しくて面白い作品でした。ヒロインの個性も強かったですが、やはりユリエは可愛いなと改めて思いました。続編があったらぜひ観たい作品です。