『11eyes』を久しぶりに観た感想

 

 

はじめに

久しぶりに『11eyes』(イレブンアイズ)というアダルトゲーム原作のアニメを視聴したので、今回はその感想について簡単に述べていきます。11eyesを観たことがある人は内容を思い出してみてください。

 

第1話「赤い夜~piros ejszaka」

赤い夜に誘われたゆかと駆

辛い過去を抱えながらも平和な日常を過ごしていたゆかと駆でしたが、突然「赤い夜」に引き込まれてしまいました。誰もいない赤い夜に急に引き込まれ、化け物に遭遇した時の絶望感が異常です。もう赤い夜に行くことがなければいいなと言っていたら再び赤い夜に行ってしまったのは完全にお決まりの展開でした。ゆかも駆も力が無く、本当に絶望しかありません。

 

第2話「水晶の少女~egy lany -ban kristaly」

謎に包まれたクラスメイトの栞

赤い夜で化け物に襲われ打つ手なしだった駆達でしたが、美鈴先輩が現れて助けてくれました。美鈴先輩は僕が11eyesで一番好きなキャラです。この人ハンバーガー食べるんだ…って今回は思いました。突然始まり突然終わる赤い夜はこの時点ではまだまだ謎が多く不気味ですね。

 

第3話「孤独な誇り~egyedulallo buszkeseg」

イチャイチャするゆかと雪子

学校での平和な日常シーンは貴重ですね。剣術を学びたい駆でしたが、そう簡単には体得できない感じでした。雑魚一匹倒せたぐらいで調子に乗るなと言われていましたが、一匹倒せただけでもすごいと感じました。車に隠れていて襲われたシーンはトラウマですね…。強い印象がある美鈴先輩でしたが、今回すでに少々苦戦していた気もしました。

 

第4話「仮面の微笑~a doboz mogott maszk」

剣を構える美鈴先輩

最近知り合った雪子も赤い夜に誘われている一人でした。赤い夜の経験者が考現学部という部活に集められていましたが、この部活がまともに活動している場面は金輪際ないです。また赤い夜が始まりましたが、眼鏡を外した雪子が強かったです。賢久も強そうでした。僕の好きな美鈴先輩があまり活躍できてないような…。

 

第5話「友と明日のために~baratoknak, holnapra」

駆達のメロメロトークを聞いてた賢久

賢久が昔から芋けんぴを食べていたことが判明しました。僕も芋けんぴは大好物です。赤い夜に行っている菊理が新たに紹介されましたが、駆の姉と容姿も名前も全く同じらしいです。駆は内心めちゃくちゃ動揺してますよね。今回の赤い夜での戦いで駆は一気に成長しました。身体がやばいことになっていましたけど…。

 

第6話「心乱れて~szivtep? fajdalom」

徐々に狂い出すゆか

重症の駆の治療を陰陽師の美鈴先輩が行いましたが、ゆかはその場面をチラッと見てしまい、勝手に勘違いをしてしまいます。ここからゆかがおかしくなっていくんですよね…。「急に名前で呼んでる?」とか「キスして」とか言い出してしまい、ゆかの暴走は止まりません。ゆかがこの時点でもう怖いです。

 

第7話「歪んだ覚醒~kanyargos ebredes」

どこか怖いところがあるゆか

赤い夜でゆかだけがいないため、ゆかの捜索活動が始まりましたが、ゆかは一人で妄想に浸っていました。雪子がゆかに対して慰めの言葉を与えますが、時すでに遅しでゆかはもう頭のネジが外れていました。赤い夜の戦闘シーンでは駆の活躍がもう当たり前になっており、駆の成長スピードは本当に凄まじいです。美鈴先輩は膝をついていましたし全然活躍できていませんね…。ゆかの力が目覚めましたが、ゆかがただただ怖い…。

 

第8話「逢魔が時~felhomaly ov」

スケッチブックで会話する菊理

みんなは気づいていませんが、ゆかの表情や性格がすっかり変わっていました。美鈴先輩と駆の単なる儀式をまたチラッと見て勘違いしてしまうゆかですが、タイミングが良いのか悪いのか…。ゆかの暴走は止まらず、とうとう駆以外の人間には興味を示さなくなりました。最後に保健室の彩子先生が無惨に殺されていましたが、先生が可哀想でしかありませんね…。

 

第9話「壊れた絆~torott kotes」

惨状を目の当たりにする雪子

大好きな彩子先生を殺され、賢久は暴走してしまいます。街中が燃えていましたが、被害の規模が途轍もなさそうです。赤い夜の騎士がこっちの世界にも来ることができるなんて反則ですよね…。賢久の最期も悲しすぎます。やってきた騎士の正体が明らかになりましたが、美鈴先輩は全く歯が立っていませんでした。美鈴先輩…。最近は感じなかったどうしようもに気持ちがまた湧き上がってきましたね。

 

第10話「魔女覚醒~bukott angyal」

実は黒幕のリーゼロッテ

栞により事実が次々と明らかになりますが、設定が結構練られてるなと感じました。それよりも今回は美鈴先輩のお茶の中にカミソリが入っていたことが一番印象的です。そこまでするのかゆか…。赤い夜で今度は雪子がやられてしまい、さらにゆかがリーゼロッテを解放してしまいました。ゆかがここまで問題児になるとは…。

 

第11話「滅亡という選択~valogatott -hoz kialvas」

普通に攻撃されたゆか

ゆかがリーゼロッテを解放してしまい、大ピンチです。11話では世界滅亡のバッドエンドとなりますが…12話では普通に物語が11話のある時点まで戻り再開します。初見時では困惑しましたが、どうやら11話はバッドエンドとなった場合を描いているみたいですね。12話では11話とは異なるエンドを迎える場合が描かれます。駆が最後に「違う!」と言っていましたので納得はできますが、この構成は初見勢には厳しいのでは…。

 

第12話「闇夜の暁~a sotet hajnal」

世界がかかっている駆の目

駆さえいなければ世界を滅ぼすことができないということで駆は自殺を図りますが、なかなかの度胸ですね。いつの間にかゆかの性格がもとに戻っていた気がしますが、リーゼロッテが解放されたのはゆかのせいなので、ゆかはもっと反省するべきです。最終的に生き残ったみんなで協力してリーゼロッテを封印することができたのでめでたしめでたしです。リーゼロッテよりもゆかが怖いアニメでした。

 

おわりに

久しぶりに11eyesを観ましたが、設定が割と複雑なこととゆかの豹変が恐ろしいことがやはり印象的でした。面白い作品ではありますが、人を選ぶ作品でもある気がします。11話は無くても良かったのでは…。