今更ながら、前島亜美さんが復帰してくださった件について【2023年10月7日】

去年(2022年)の11月30日、前島亜美さんが芸能活動休止と事務所退所を発表し、自分や自分の周りの人間はかなりショックを受けていました。

 

前島亜美さん自身からの報告があった当日に、自分は以下の記事を書き留めていました。本当にショックでした。

 

xmxayaxmx.hatenablog.com

 

あの日から、自分の好きなゲーム等で前島亜美さんの新しい声が聞けない日々が続き、長い間悲しい思いをしていました。

 

 

 

しかし、今年(2023年)の9月1日に、なんと前島亜美さんの芸能活動再開が発表されました。新たな事務所への所属も発表されています。この発表にはかなり驚きました。

 

心のどこかで、前島亜美さんは二度と復帰しないのではと正直諦めていたため、前島亜美さんの復帰はこの上ない僥倖のようでした。

 

前島亜美さんは、自分の好きなゲームのキャラの声を担当されていて、去年に一旦役を降りられましたが、再び声を担当してくださることも決定しました。

 

前島亜美さん、帰ってきてくださりありがとうございました。また、声を聞くことができ、とても嬉しいです。

 

引き続き無理はなさらず、前島亜美さんのペースで前島亜美さんらしい声を聞かせてください。本当にありがとうございます。

 

 

 

※昔記載した記事について、進展があったにも関わらず放置していたことに今更ながら気づいたため、急遽この記事を書き留めました。

 

 

 

 

研究室から先輩が逃亡して研究室でぼっちになった体験談【ブラック研究室?】

タイトルにある通り、僕には研究室の先輩が諸事情でいなくなり研究室で一人ぼっちになってしまった経験があるので、今回はその経験について書き記していこうと思います。

 

 

まず、僕は現在大学院生(修士2年, M2)ですが、今回述べる研究室のエピソードは学部時代(学部4年次)に所属していた研究室に関する話であり、現在僕が所属している研究室の話ではない点を述べておきます。

 

僕は大学院進学に伴い、大学を移動しているため、学部時代に所属していた研究室と大学院生として現在所属している研究室は異なります。

 

そのため、僕は二つの研究室を経験していることになりますが、現在所属している研究室と比較すると、学部時代に所属していた研究室は担当の先生が酷かったです。これだけは断言できます。

 

 

以下、学部時代に所属していた研究室のエピソードを述べていきます。

 

 

学部時代の僕が所属していたコースは、学部4年になってから研究室配属が行われます。

 

学部で卒業する場合は1年間、大学院の修士課程まで進む場合は3年間、博士課程まで進む場合は6年間研究室に所属することになります。理系という立場のため院進する人が多く、同じ研究室に3年間所属する人がほとんどだと思います。

 

そして、学部4年になった僕はある研究室を選びました。

 

この研究室は僕が学部4年になる一年前にできた研究室であり、その年で二年目という新しい研究室でした。そして、一年間に最大1人しか迎え入れないという特別な研究室でもありました。

 

そのような特別な環境を物珍しく感じ、僕はその研究室に所属することを決めました。その研究室には先生(講師)と先輩(修士1年)の二人がいて、研究室は僕を含めて3人の体制になりました。

 

人数が少ない分、先生や先輩との距離はかなり近かったと思います。特に、先輩はすごく優しかったです。なお、僕は学部4年の4月の時点でよその大学の院に行こうと考えていましたが、研究室の先生は普通に許可してくれました。

 

学部4年の4月に研究室に配属し、気づいたら5月になりました。5月から研究室全体での研究進捗報告会が始まりました。発表するのは僕と先輩の二人だけですが…。

 

あれは二回目か三回目の進捗報告会の出来事でした。先輩が進捗の報告を行っていたのですが、僕でもわかるほど先輩の発表はいい加減なものであり、先生がかなり怒っている様子でした。あの空気の悪さは今でも覚えています。

 

進捗報告会が終わった後、僕は先輩に「先生怖いですね」と言いましたが、先輩は「そんなことない」と返答しました。この言葉を聞いて、僕は先輩は心が強い人なんだなと思いました。

 

しかし、この時以降、先輩が研究室に現れることはありませんでした。

 

この研究室にはコアタイムが無かったので、最初は気づきませんでしたが、そういえば先輩が最近来ていないなと徐々に思い始めました。

 

そして、次の進捗報告会か何かの場面で先生と話した時、先生から「○○君(先輩)は今、進路に悩んでいて、研究室に来れる状態じゃない」と説明されました。

 

すごく混乱しましたが、時間が経つと僕は「先輩は先生のせいで研究室に来れなくなったんじゃないか」と思い始めました。

 

あまり触れたくはありませんが、研究室の先生が学生の気持ちを理解してくれない先生であることは日が経つにつれて明らかになりました。

 

この先生は、一日で終わらせるのが不可能な実験を一日でやれと言ってくるような先生でした。無理だと主張しても意見を曲げてくれず、僕はこの先生が正直嫌いでした。嫌いなので先生と普通に言い争いをしたこともありますが(恥ずかしながら目撃情報あり)、勝てませんでした。

 

さらに日が経ち、気づいたら夏休みに突入しましたが、夏休みが終わり先生と会った辺りで「○○君(先輩)は進路を熟考した結果、よその研究室に移ることになった」と説明されました。

 

先生が学生の気持ちを理解してくれない人間であることを考えると、やはり先生が原因なのではないかと考えましたが、真相は当時はわかりませんでした。

 

こうして、僕は研究室で一人ぼっちになってしまいました。

 

4月に研究室に配属されましたが、5月が終わる頃には先輩の姿が消えていたため、最初の二ヶ月以外の6月~翌年2月中旬までは研究室で一人ぼっちでした。ほとんどの期間が一人ぼっちです。

 

一人ぼっちというよりは先生と僕の二人ぼっちの研究室ですが、先生は全く僕の気持ちを理解してくれなかったので、僕は孤独でした。物珍しさから選んだ研究室ですが、完全に選択ミスでした。

 

大学院はよその大学を選ぶということは初めから決めていましたが、もし外部院進を最初は考えていなかったとしても、僕は途中からでも外部院進か就職を考えていたと思います。それぐらい酷い先生でした。

 

紆余曲折ありましたが、2月中旬に卒業研究の発表を終え、解放されました。これ以降も何度か先生からメールが来ましたが、卒業が確定したので全て無視しました。3月になったら実家へ逃亡しました。

 

4月からは、新しく別の大学の院へ進学し、その大学の研究室に所属することになりました。先輩も僕もいなくなり、あの先生の研究室は学生が一端0人となりましたが、その後入る学生がいたらご愁傷様ですね。

 

以上の経験から、僕は人が少ない研究室はやめた方が良いという意見を持つようになりました。特に、先生が一人しかいない研究室は危険です。その先生の人間性が終わっていたらどうしようもありません。先生も学生も多い研究室が無難だと感じました。

 

ここまで、僕の研究室での体験談を述べました。あまり語りたくないので詳細は伏せますが、あの一年間は本当に地獄の一年間でした。いろいろあったので、あの先生の顔は二度と見たくありません。皆さん、研究室選びは慎重に行いましょう。

 

 

話はもう少し続きます。大学院生になってから、学部時代の先生の名前をインターネットでたまたま検索したのですが、あるサイトが浮上しました。

 

研究室のクチコミサイトといった感じの肩書きを持つサイトがあったのですが、そこで学部時代に所属していた研究室のクチコミが書かれていたのを発見してしまいました。

 

研究室に所属していたのは僕と先輩だけですし、僕は書いていないので、このクチコミは間違いなくあの先輩が書いたものとなります。

 

特定を防ぐべくサイト名等は伏せますが、そのクチコミには「先生の追い込みが辛くて研究室を移動したくなったけど先生に妨害され、精神科の診断書を手に入れてようやく研究室の移動が認められた」といった内容が記されていました。

 

あの研究室を去って初めて真実を知り、かなり驚きました。想定はしていましたが、あの先輩はやはり先生が原因で研究室からいなくなったのでした。先輩は平気そうな素振りでしたが、内面ではとても苦労していたのですね…。

 

診断書を突き付けられていたはずなので、もちろん先生はこのことを知っているでしょう。しかし、先生は僕に真実を隠していたみたいです。言うわけがないですね…。

 

最近僕は修士2年となりました。前の研究室の先生とはもう1年以上会っていませんし、二度と会いたくありません。学会でもし遭遇したら最悪ですね…。

 

 

以上、研究室から先輩が逃亡して研究室でぼっちになった体験談でした。もう一度述べますが、皆さん、研究室選びは慎重に行いましょう。

 

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』を久しぶりに観た感想

 

 

はじめに

アニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(第1期)』(略称・俺ガイル)を久しぶりに視聴したので、今回の記事では、改めて観てみて自分が感じたことを簡単に述べていきます。俺ガイル1期を観たことがある方は内容を思い出してみてください。

 

第1話 こうして彼らのまちがった青春が始まる。

堂々としている雪ノ下さん

ぼっち経験者として、比企谷君の最初の語りには感動しました。ボーっと突っ立っていたら後ろから元気な人がぶつかってきた経験は自分にもありますね…。俺ガイルの一番の見どころはひねくれている比企谷君だと思います。

比企谷君がやはり一番ですが、雪ノ下さんの辛辣な言葉も面白いです。そして、自分が一番好きなキャラの結衣は比企谷君や雪ノ下さんと比べると語彙力が無さ過ぎて可愛かったです。高校二年生で処女って恥ずかしいのでしょうか…?料理があそこまで下手な方が恥ずかしいと思いました。

 

第2話 きっと、誰しも等し並みに悩みを抱えている。

材木座君を警戒する比企谷君達

三浦さんに責められている結衣がすごく可哀想でした。無駄だったとはいえ、あそこで立った比企谷君はかっこよかったです。そして、雪ノ下さんは流石でした。あんな風にグループ内で悩むのなら、ぼっちになる方がいいですね…。

 

今回の後半では面白キャラの材木座君が登場しました。ペア作りで余り物同士でペアを組んだ経験は自分にもありますね…。小説を書くのはとても時間がかかり大変だと思うので、書ききっただけでも材木座君は誇っても良いと思います。たまにウザいけど結構面白い材木座君、憎めないですね。

 

第3話 たまにラブコメの神様はいいことをする。

男に見えない戸塚

外でぼっち飯をしている比企谷君は凄いなと思いました。自分は教室でぼっち飯をしていましたが、外で一人で食べているのを見られるリスクを考えると教室で食べる方がまだ良いかなと考えました。戸塚が初登場しましたが、比企谷君は本当にクラスメイトに興味がないんだなと感心しました。

 

平和にテニスをしようと思っていたら、また三浦さん達がやってきて問題が起きました。テニスの試合では雪ノ下さんも比企谷君も大活躍でした。運動ができるのはすごく羨ましいです…。そして、材木座君の実況がすごく面白かったです。

 

第4話 つまり、彼は友達が少ない。

いつも雪ノ下さんに感激してる結衣

クラス内で迷惑メールが出回っているという話でしたが、現実でもあるかないかの絶妙なラインでなかなか面白かったです。自分は戸部君が苦手なので戸部君が犯人だといいなと勝手に思っていましたが、結局犯人は誰だったのでしょう…?

 

仲良しグループと見せかけて、中心人物がいなくなるとみんな黙ってしまうという現象も現実では起こり得るのでしょうね。自分はそのような心当たりがないので、ある意味友達に恵まれていたのかもしれません。それよりも、戸部君はあの性格でグループの中心人物ではないのですね…。

 

第5話 またしても、彼は元来た道へ引き返す。

いかがわしいお店で働く川崎さん(幻想)

「呼んでないのになんでこいつがいるの?」ってなってしまうシチュエーションが、これまたありそうで面白いです。今回話題になった川崎さんも孤高でカッコイイですし、平塚先生を言葉で倒したのは凄かったですね。材木座君は今回も絶好調でした。

 

川崎さんはある意味大人のお店で働いていましたが、不良っぽく見えて家族思いなギャップが良かったです。正直に述べると、今回の話で一番衝撃的だったのは、終盤の比企谷君と結衣のシーンでした。優しい女の子が怖いという気持ちはなんとなく理解できます。

 

第6話 ようやく彼と彼女の始まりが終わる。

比企谷君にウザ絡みする陽乃さん

結衣がいない奉仕部はすごく静かに感じました。雪乃さんのツインテールは正直似合っていないですね。比企谷君と雪乃さんのデートになっていましたが、姉貴の陽乃さんが現れて大波乱でした。陽乃さんは俺ガイルで一番苦手ですね。

 

陽乃さんだけでなく結衣も間が悪いタイミングで現れてしまいましたが、とりあえず結衣が奉仕部に帰ってきて嬉しかったです。犬の首輪を勘違いして自分の首に巻いてたのは流石に馬鹿すぎます。

 

第7話 ともあれ、夏休みなのに休めないのは何かおかしい。

奉仕部と合流した葉山グループ

比企谷君は無理やり千葉県の田舎に連れていかれてしまいました。ぼっちの経験があり人見知りな自分にはわかりますが、同い年の人と比べると小さい子供ってすごく話しかけやすいですよね。そして、ぼっちはぼっちを見つけやすいという事実にもかなり納得しました。

 

葉山君はぼっちの鶴見さんを気にかけていましたが、ぼっちの人にはぼっちの気持ちがよくわかる人が対応するべきだと改めて思いました。雪乃さんと三浦さんは一緒に居たらまずいですね…。

 

第8話 いずれ彼ら彼女らは真実を知る。

川で遊ぶ結衣達

雪乃さんも身体のプロポーションを気にするんだなと逆に安心しました。みんな水着で遊んでいましたが、戸塚は上半身を晒していてもいいのに…。

 

楽しい肝試しが開催されましたが、「ガオー!」って言っていた結衣も、比企谷君を幽霊と勘違いして「ヒッ」って驚いていた雪乃さんも可愛かったです。肝試しでは葉山君達が悪役を買って出ていて、新鮮でした。回を増すごとにわかるのですが、葉山君って本当にかっこいいですよね。

 

第9話 三度、彼は元来た道へ引き返す。

デートする比企谷君と結衣

結衣と比企谷君が二人で花火を見に行くことになりました。「まだ時間あるみたいだけど、どうする?帰る?」ってサラッと言える比企谷君はあいかわらずでしたね。クラスメイトの集団と遭遇し、微妙な雰囲気になっていたのがとても怖かったです。ぼっちで出かけていたらクラスメイトと遭遇してしまった経験なら自分にもありますが、同じようなものですね。

 

結衣と比企谷君の二人だけの時間と思っていたら、また邪魔者の陽乃さんが現れてしまいました。「邪魔しちゃってごめんね」と言うのなら、邪魔しに来ないでください。それにしても、結衣も雪乃さんも何らかの形で比企谷君の事故に関わっていたなんて、結構すごい偶然ですよね。

 

第10話 依然として彼らの距離は変わらずに、祭りはもうすぐカーニバる。

一応兄を心配している小町

男子の実行委員が比企谷君だから女子の実行委員は負担が大きいと間接的に言っていたモブの彼は何気に酷いですね。そして、相模さんには反感しか抱けませんでした。あの作ったような性格や喋り方が気持ち悪かったです。

文化祭の準備が始まりましたが、雪乃さんが見た目からわかる通り有能でした。相模さんはいなくてもいいですね。陽乃さんはもっといなくていいのに…。少しずつ不穏な空気が見えてきていて面白くなってきました。相模さんが大恥をかくのが楽しみです。

 

第11話 そして、それぞれの舞台の幕が上がり、祭りは最高にフェスティバっている。

女子ウケ最高の葉山×戸塚

雪乃さんも体調を崩すことがあるんだなとまた安心しました。結衣の優しさがたくさん見られて良かったです。スローガン決めで「人」を出して自分の考えを堂々と述べていた比企谷君は本物ですね。雪乃さん笑ってたし…。

 

楽しい文化祭が始まりました。相模さんが気づいたら思い詰めてて、本番の挨拶では早速やらかしてて正直満足してしまいました。そして、比企谷君ですら文化祭をそれなりに楽しんでいたのに、相模さんはトイレに籠っていて凄かったですね。相模さんの友達はどこに行ったのか…。

 

第12話 それでも彼と彼女と彼女の青春はまちがい続ける。

文化祭では大活躍だった雪乃さん

相模さんがいなくなって騒動になりました。勝手にいなくなっておいて、比企谷君に見つけてもらったら逆ギレしていた相模さんは最低ですね。比企谷君にとどめを刺されて最終的に泣く羽目になってしまった相模さんは十分に天罰を受けたのではないでしょうか。今後はもう出番が無いし…。それよりも、練習無し?で演奏を披露していた雪乃さん達は凄いですね。

 

比企谷君の尽力は本当に褒めるべきことだと思います。平塚先生もなんだかんだで比企谷君をすごく気にかけているのだなとよくわかりました。比企谷君には比企谷君の信じる道を突き進んでほしいです。

 

第13話 番外編「だから、彼らの祭りは終わらない」

いつも敵同士の三浦さんと雪乃さん

オマケの一話みたいな感じで体育祭の回がありました。材木座君と海老名さんは仲良くなれそうですね。今回はいつも以上に材木座君が目立っていて嬉しかったです。材木座君は中二病が無くなれば愛されキャラになりそうですね。比企谷君のせいで反則負けって、また比企谷君が嫌われてそうですね…。

 

おわりに

久しぶりに俺ガイル1期を観たのですが、比企谷君も材木座君も雪乃さんも面白くて結衣や戸塚は可愛くて扱われる題材も現実的な面があってと改めて面白い作品だなと感じました。笑える要素が多いので1期が一番面白いという記憶があるのですが、そのうち2期や3期もまた見直したいです。



『悪魔のリドル』を久しぶりに観た感想

 

 

はじめに

アニメ『悪魔のリドル』を久しぶりに視聴したので、今回の記事では、改めて観てみて自分が感じたことを簡単に述べていきます。悪魔のリドルを観たことがある方は内容を思い出してみてください。

 

第一問「世界は□□に満ちている」

一人だけ試練を難無くこなす兎角さん

誤解が生じることを承知で悪魔のリドルを一言で述べると、悪魔のリドルは「暗殺者12人と暗殺のターゲットの1人の13人の女子の学園生活を描いた作品」ですね。第1話の時点では全員集まっていませんが…。名前だけだと男子だと晴ちゃんに勘違いされていた女子の方々は可哀想でした。

 

悪魔のリドルは個性的なキャラが多く、自分は兎角さんが結構好きです。自己紹介で兎角さんが自分の名前の由来を「ありえないもの」と堂々と説明していたのが少し面白かったですね。

 

第二問「胸の中にいるのは?」

ラスボスかと思われた純恋子さん

最終的に黒組の少女達が全員揃いました。オリエンテーションにより早い者勝ちの暗殺が始まろうとしていましたが、伊介さんがフライングしてしまいました。兎角さんは吞気に特訓していましたが、春紀さんの言葉が無ければ晴ちゃんはもうやられていましたね…。

そして、とりあえずオリエンテーションが始まりましたが、兎角さんは晴ちゃんの守護者を名乗り出ました。面白い展開です。ここから11人の暗殺者と1人の暗殺対象と1人の守護者による暗殺劇がついに始まります。

 

第三問「赤いのに赤くないのは?」

兎角さん

暗殺劇が始まる…と思いきや多くの女子達は手を出さずに普通に学園生活を送っていました。失敗したら退学というルールもありますし、様子見といった感じでしょうか。しかし、自分の最推しの武智さんがトップバッターとして暗殺予告を出しました。

最初は晴ちゃんに親しく接する武智さんでしたが、兎角さんは武智さんをすっかり疑っていました。なお、武智さんが「犯人はあいつだよ」と言ったらそれを信じてしまい、そのままあっさり武智さんの罠によって閉じ込められてしまった兎角さんは何だか情けなかったです。兎角さんって実は純粋なのでしょうか。

 

晴ちゃんが結局ピンチになりますが、兎角さんが駆けつけてきてくれました。ちなみに、武智さんを最後に倒したのは晴ちゃんでした。兎角さんは役に立ったのか役に立ってないのかいまいちよくわかりませんでした。兎角さん…。

 

第四問「突然やってきて、帰ることのないものは?」

勉強してなさそうな鳰

暗殺者の皆さんがみんな真面目に試験を受けているなんて、意外と真面目ですね。伊介さんは留年する気満々ですね。今回は黒組で一番成績が良さそうな神長さんが仕掛けてきましたが、冷蔵庫の罠に気付いた今回の兎角さんはお見事でした。よく気づきましたね。

 

晴ちゃんの要望で兎角さん達は図書館に忍び込んでいましたが、ここで神長さんに襲われます。しかし、武智さんと比べると、暗殺なんてやめたい神長さんは弱かったです。それにしても、試験の成績が悪い順に試験を返却するなんて先生は意地悪ですね…。

 

第五問「籠の鳥を外に出すには?」

演劇にワクワクする晴ちゃん

今度は創立記念祭でロミオとジュリエットの演劇を行うことになりました。先生と剣持さんが特にやる気満々でした。伊介さんはともかく純恋子さんまで「こんな仕事やってられない」と言っていたのは意外でした。昼の番場ちゃんは真面目に仕事していましたね。

 

今度は春紀さんが仕掛けることになりますが、伊介さんが邪魔してこなかったのは案外意外でした。春紀さんは最後、自分も死ぬ覚悟で晴ちゃんを殺そうとしますが、皮肉にも春紀さんが作った小道具のおかげでみんな助かってしまいました。春紀さんも生きてて良かったですね…。先生が一番可哀想でした。

 

第六問「綺麗な花には□□がある」

黒組の写真撮影

今回の刺客は桐ヶ谷さんでしたが、その前に剣持さんが雑に処理されていました。基本的に各回で誰かにスポットが当てられ、そのキャラがキャラソンを披露する本作ですが、剣持さんだけキャラソンの披露がありませんでした。一番演劇に力を入れていた生徒でしたし、あまりにも不遇です。

 

千足さんに関してはターゲットがエンゼルトランペットでしたが、そのエンゼルトランペットは実は桐ヶ谷さんでした。誤解によって千足さんと兎角さんが戦っていましたが、「こいつの傍は安全だ」とこいつ呼ばわりされていた先生がまた可哀想でした。

 

ロミオとジュリエットの最後の場面で、それぞれの役を演じている千足さんと桐ヶ谷さんは二人仲良く倒れてしまいました。「本当に死んじゃったのかと思ったよね~」と観客に言われていたので、これは逆に死んでしまったと多くの視聴者は考えそうですよね。

 

第七問「永遠に追いこせないものは?」

プールに来た黒組

黒組の人数がどんどん減っていきますが、今度はみんなでプールでのんびりしようという展開になりました。そして、言いだしっぺの首藤さんが今度は仕掛けてきます。パスワードのことを言われ、「パスワードを教えろ」と臆せず堂々と言っていた兎角さんが面白かったです。

パスワードの数字を記すカードを探そうという展開ですが、スイカの中にどうやってカードを仕込んだのでしょうか。パスワードの入力回数が限られているのに自分のラッキーナンバーをとりあえず入力する伊介さんも面白かったですね。とりあえず今回も無事晴ちゃんは助かりましたが、首藤さんは結局何歳なのか…?

 

第八問「嘘つきの門番はどちら?」

あいかわらずのんきな鳰

今回から夜の番場ちゃんが主に映るようになりました。性格が全く異なるとはいえ一人でずっと喋っていた番場ちゃんはシュールでしたね。

 

次は番場ちゃんかと思っていたら番場ちゃんと伊介さんがほぼ同時に攻めてくるという展開になりました。兎角さんvs伊介さん、晴ちゃんvs番場ちゃんとなり一気にピンチです。今回のキャラソンは番場ちゃんだったので、今回は番場ちゃん回ですね。

 

第九問「胸の中にいるのは?(追試)」

ウキウキな伊介さん

晴ちゃんが思っていたより善戦していました。本当に夜の番場ちゃんはよく喋りますね。トイレに隠れていた晴ちゃんを見つけるためにいちいち「コンコン、入ってますか~?」と言ってドアを粉砕していた番場ちゃんが印象的です。番場ちゃんは最終的にライトを浴びて弱体化して退場してしまいました。致命的な弱点すぎますね。

 

伊介さんは兎角さんを地上へ落下させることに成功しました。しかし、兎角さんは生きていました。生きているどころか起きた直後以外は怪我している素振りを見せなかった兎角さんが凄かったです。伊介さんに勝った後で晴ちゃんが初めて兎角さんを兎角と呼び捨てしていましたが、今後はさん付けと呼び捨てが不規則に入れ替わります。ずっと呼び捨てというわけではないですね…。

 

第十問「女王はだれ?」

純恋子さんが作った(?)黒組の機会人形達

純恋子さんによってお茶会が開かれましたが、当然のように罠でした。なぞなぞを出されて「どういう意味だ?」と返答していた兎角さんがまた面白かったです。用意されていた退場済の黒組生徒達は人形でしたが、何だか不気味でしたね。そして、訳あって武智さんだけはまさかの本人でした。退場した方々はもう登場しない本作ですが、武智さんだけ再登場できるなんて恵まれてますね。

純恋子さんは実は全身改造人間であり、攻撃はもう滅茶苦茶なものでした。なぜか再登場を果たした武智さんでしたが、今思えば出番があまり無くて残念です。今回の武智さんの扱いは本当に雑でした。そして今回は兎角さんではなく晴ちゃんが純恋子さんにとどめを刺しました。黒組は残り三人ですね…。

 

第十一問「『祝(ことほぎ)』と『呪(のろい)』の見わけ方』

未だに第三者の立場の鳰

黒組の真の目的や晴ちゃんの秘密などがどんどん明かされました。晴ちゃんが兎角さんを操っていないと証明できないとわかり、悲しそうにしていた兎角さんの表情が印象的でした。そして、最後に兎角さんは晴ちゃんに暗殺予告状を示します。兎角さんの気持ちを考えると、本当に複雑です。

 

第十二問「故に、世界は□□に満ちている」

兎角さんと晴ちゃんのカップリング

兎角さんが晴ちゃんを狙いに来ましたが、兎角さんが晴ちゃんを連れて逃げ出します。片方の兎角さんが実は鳰の変装でしたが、途中の兎角さんと兎角さんの戦いや言い合いの場面ではどっちが本当の兎角さんなのか、注意して見ていないとわからなくなってしまいそうでした。兎角さんの顔で鳰の口調が出ていたのはまたシュールでした。

そして、最終的に兎角さんは晴ちゃんを刺しました。黒組の戦いの勝者は兎角さんでした。報酬として欲しいものはあるけど絶対に手に入らないというのは悲しいですね…。兎角さんだけ生き残り、とても辛い展開です…。

 

そう思っていたら、晴ちゃんは奇跡的に助かっていました。暗殺に失敗した兎角さんは普通に退学になっていましたね。しかし、唯一卒業できた晴ちゃんと兎角さんの関係は今でも続いているみたいです。末永くお幸せに。

 

さらに、黒組の面々もそれぞれの場所でそれぞれのことをしているみたいです。何人か死んでいてもおかしくない方々がいましたが、全員生きていました。全員生存は嬉しいのですが、暗殺者の世界は甘いなと思ってしまいました。武智さんは出所できるのでしょうか…?

 

おわりに

どんどんキャラクターが退場していく寂しい作品ですが、それを補う十分な面白さがあったと思います。デスゲーム作品として期待してしまうと拍子抜けしてしまうかもしれませんが、ちょっと殺伐とした学園作品として観るとすごく面白いと思います。良い作品でした。

 

 

『聖剣使いの禁呪詠唱』を久しぶりに観た感想

 

 

はじめに

アニメ『聖剣使いの禁呪詠唱』(せいけんつかいのワールドブレイク)を久しぶりに視聴したので、今回の記事では、改めて観てみて自分が感じたことを簡単に述べていきます。あらすじや設定などはあまり述べません。この作品を観たことがある方は内容を思い出してみてください。

 

第1話 転生せし者-The Reincarnater-

諸葉

禁呪詠唱といえば「思い…出した…!」ですが、開幕早々諸葉の「思い…出した…!」を聞けて早くも満足してしまいました。最初は全話を通して「思い…出した…!」が何回言われたか数えようと考えていたのですが、気づいたら回数がわからなくなってしまいました。

二つの前世を持つ諸葉は入学早々二つの前世で関わりのあったヒロイン二人と出会いますが、個人的に漆原さんの方が好きです。サツキを煽る漆原さんは生き生きとしてます。

 

第1話の名場面は諸葉がサツキのために石動君に勝負を挑んでいたところだと思います。諸葉の熱いところ、そして「思い…出した…!」が見られました。第1話終盤まで諸葉が素人だったことが、後の諸葉の活躍を知っている自分からすれば嘘のようです。

 

第2話 我が剣に宿れ魔焔-The Swordbringer comes back-

ストライカーズに勧誘された漆原さんと諸葉

学園に戦闘部隊があるのもこの手の作品ではよくある設定ですね。石動兄は第1話の石動弟より若く見えますね…。We are the "Saviors"! って掛け声はかっこいいなと思います。たまにぼっちが強調されるサツキは可哀想でした。

 

メタフィジカルはこの時点で登場した割にはかなり強い敵でしたが、思い出した諸葉が倒してくれました。諸葉強すぎます…。ネット上で触れられていたヤシの木のところも確認できました。

 

第3話 冥府の魔女-The Black Sorceress-

諸葉とキスしたい漆原さん

2015年制作のアニメにタピオカミルクティーの名前が出てきたことに少し驚きました。タピオカが数年前ブームになる前から存在していたことはもちろん知っていますが、何だか感激してしまいました。納豆が好きな僕はエドワードが納豆を大嫌いになってしまったのではと心配です。

 

お金持ちな漆原さんの家に招かれていた諸葉でしたが、貧乏な諸葉は何だか嬉しそうでした。お土産の高級食品が切り裂かれて「もったいない…!」と言っていたところに共感を抱けました。前髪を上げている諸葉は見た目が別人ですね…。

 

第4話 白騎士強襲-The silver knight-

諸葉のもとで泣く漆原さん

漆原さんの家はいろいろと面倒そうでした。その漆原さんを救いに堂々と参上した諸葉がとてもかっこよかったです。弁償しなくて良いのでしょうか…。サラッと四門ちゃんが車を運転していたのが意外でした。

諸葉とエドワードの戦いは結構長く、諸葉は苦戦していました。しかし、天高い所で綴っていた諸葉の姿がとても印象的であり、流石諸葉といった感じでした。今回は漆原さんの泣き顔も笑顔も見られて良かったです。

 

第5話 We Are The・夏-We are the"Natsu"

夏合宿をするストライカーズ

神崎副長が急に諸葉大好きアピールをしていて戸惑いましたが、この人も結構面白いですね。楽しい夏合宿回でしたが、合宿前のファッションセンターすまむらでの残像追いかけっこの場面は禁呪詠唱で一位二位を争う名シーンかもしれません。

遊んでいる場面も多かったですが、一応きちんとトレーニングもしていた感じです。一生懸命走る練習をしていたサツキは健気でした。漁船のおっちゃん達は可哀想ですね。

 

第6話 我ら、救世の剣なり- We are the”Saviors”-

重役を任された諸葉

新たなメタフィジカルが出現しましたが、見た目が気持ち悪すぎますね…。撤退すると見せかけ、今回はストライカーズ全員で戦いを挑んでいて感動しました。We are the "Saviors"! の掛け声が本当にかっこいいです。

戦いは一筋縄ではいきませんでしたが、ストライカーズの全員がそれぞれの持ち味を生かして戦っていて良かったです。ロケット花火を飛ばしまくっていた亀吉はファインプレーかもしれません。メタフィジカルの背中に紋様をひたすら描いていた諸葉は流石です。ストライカーズの皆さん、お疲れ様でした。

 

第7話 銀髪の異邦人-a foreigner-

エレーナに告白される諸葉

急に転校生としてエレーナさんがやって来ました。エレーナと諸葉のデートが開催されましたが、猫耳メイド姿のエレーナさんは可愛かったです。たまに「鬱だ、死のう」とネガティブになるエレーナが好きです。あの映画は一体何だったのか…。

漆原さんがマンイーターであるエレーナに勝負を挑みますが、エレーナはとても強かったです。エレーナの心がどのように揺らいでいくのか、今後が楽しみになる展開でした。

 

第8話 魔剣と聖剣-ambivalenz-

想像上のエレーナと諸葉

学校を休んでいたエレーナですが、いろんな人がエレーナの部屋に来ていました。百地先輩は意外と料理が苦手なんですね…。サツキが作っていたボルシチは美味しそうでした。世界一可愛い抱き枕は自分も欲しいです。

そして、マンイーターとしてついに諸葉に勝負が挑まれました。弟がいると思っていたら洗脳による思い込みだったというのが切なすぎますね。「思い…出した…!」でお馴染みな本作なので、エレーナの「思い…出せない…」が新鮮でした。諸葉の「お前も思い出せ!サラティガ!」も印象的です。そして、ロシアの雷帝に対する諸葉の戦争が始まります。

 

第9話 シベリア行(こう)-Lonely Soldier-

気づいたらヒロインになっていたアンジェラさん

諸葉のロシア旅行が始まりました。日数の経過がどのくらいかわかりませんが、かなりの長旅なんだと思います。せっかく諸葉が殺さずに済ませているのに、雷帝に結局処刑されてしまうのは、忠誠心があるとはいえ可哀想でした。北朝鮮もこんな感じなのでしょうか…?

いろいろな相手と戦っていく諸葉ですが、基本的に余裕そうでした。しかし、雷帝の雷攻撃をまともにくらってしまうとさすがにキツいみたいです。アンジェラさんが今回の話で一気にヒロインとしての存在感を発揮しましたね。

 

第10話 決戦・エカテリンブルク-Ouroboros-

大活躍する諸葉

裸のアンジェラさんは変態でした。しかし、諸葉を助けたアンジェラさんには感謝です。そして、ついに雷帝との戦いが始まります。途中からサツキ達も参戦し、囚われていた少年少女達も解放され、希望がどんどん見えてきました。

 

あの巨人はかなり強敵だったと思います。あの技に関しては、伏せないと死んでいたのは恐ろしすぎます。しかし、諸葉のあの水の大技がさらなる衝撃を与えてくれました。雷帝より諸葉の方が怖いというセリフには納得できます。戦いが終わった後の水面の景色は綺麗でした。雷帝にとどめを刺さない諸葉は優しいですね。

 

第11話 悪夢は前世より-Karma-

諸葉がいなくて寂しい四門ちゃん

サウナでのいざこざの場面は結構面白かったです。最後に漆原さんが綴っていて締めていたのも流石でした。皆で帰ろうと思っていたら諸葉だけロシアに居残りとなり、諸葉ではなく四門ちゃんが可哀想でした。ヒロイン達のお泊まりの場面は和やかでした。

そして、ついに「原作者も知らないドラゴン」が現れます。諸葉がいなくても戦うぞといったストライカーズの意気込みは素晴らしいものです。それでも強敵すぎるので、諸葉の帰還が待ち遠しいです。

 

第12話 二つの生を越え-Beyond the time-

思い…出した…諸葉

OPがあると思っていたら最後だけ省略されたのは一体何故でしょう…?今回の戦いは登場人物達が次々とやられていって絶望感がありました。サツキと漆原さんが石にされて我を失っていた諸葉は「死ね」などと言っていて、今までの諸葉ではありませんでした。髪がサイヤ人みたいになっていたのがどうしても気になりました。

サツキと漆原さんが復活し、諸葉も我を取り戻し、最終的に諸葉がドラゴンを倒してくれました。皆も健闘していて、良い最終戦でしたね。個人的に、第1話で敵対していた石動君(弟)がここで諸葉を応援していたのが印象的でした。本当に面白い作品でした。

 

おわりに

「思い…出した…!」を久しぶりに聞きたくて視聴を始めましたが、いざ見進めていくと、こんなにも面白い作品だったんだなと再認識させられました。作画が面白いシーンもたくさんありますが、内容に関しては褒めるべき点がたくさんあると思います。かっこいい諸葉が一番推せますね。良い作品でした。

 

『アブソリュート・デュオ』を久しぶりに観た感想

 

 

はじめに

アニメ『アブソリュート・デュオ』を久しぶりに視聴したので、今回の記事では、改めて観て感じたことを簡単に述べていきます。あらすじや設定などはあまり述べません。この作品を観たことがある方は内容を思い出してみてください。

 

第1話 焔牙(ブレイズ)

桜を眺めるユリエ

伊万里がユリエを見て「美少女ってあんな感じの子のことだよね」と仰っていましたが、伊万里も十分美少女だと思います。

 

早速ヒロイン伊万里と仲良くなれたと思っていたら、入学式で入学試験(実技)が開催され、負けた人は入学を認めないという事態となりました。一体何なんだこの学園は…。主人公・透流との戦いに負けた伊万里は堂々と学園を去っていきました。ヒロインがこんな風に早々に退場するなんて珍しいですよね…。

 

そして、ユリエと透流のまさかの同棲生活が始まりました。しかし、ユリエは全く気にしていなかったので、特に問題は起きません。ユリエと透流はもう良さげな仲になっていました。ユリエの「じ~」は凄く可愛かったです。

 

第2話 絆双刃(デュオ)

透流を心配する巴とみやび

正式な絆双刃(デュオ)を決めようという話でしたが、もし透流がいなかったらユリエはどうなっていたのでしょうか。ペアが見つからなかった余り者は余り者同士で絆双刃を組まされるのでしょうか。友達がいないぼっちの人はどうなるんだろうといった心配が浮かびました。透流とユリエの絆双刃結成はめでたいですが、トラが少し可哀想ですね。

 

第3話 復讐者(アヴェンジャー)

みやびを運ぶ透流

とりあえずトラはタツと絆双刃が組めたようで良かったです。タツはいろいろと謎キャラですが…。力尽きて倒れていたみやびを透流がおんぶして運ぶ場面がありましたが、みやびの胸の大きさがどうしても気になりました。みやびの透流への思いはここから少しずつ芽生えていったのでしょうね。

 

新刃戦が始まりましたが、ユリエと透流は順調に勝ち進んでいきます。しかし、月見先生が急に敵となり、ユリエ達は一気にピンチとなりました。先生の可愛い声とドス黒い声の切り替わりが凄かったです。先生の発言のおかげで先生を倒せたというのは面白いですね。

 

第4話 特別(エクセプション)

月見先生を睨む透流達

もう月見先生は現れないだろうと思っていたら月見先生は普通に登校してきました。ちなみに月見先生は仕事で透流達を襲撃したらしいのですが、最後まで月見先生の仕事については特に触れられませんでしたね。この人の立ち位置はよくわかりませんでした。

今回からリーリスが登場しましたが、よくいる自由奔放なお嬢様でした。何にも惑わされずユリエを疎かにしない透流は流石だなと思いましたね。

 

ユリエと透流のショッピングはほのぼのとしてました。幼稚園児の集団に押されるユリエが可愛いです。ユリエの貧乳っぷりがたまに強調されていてユリエがたまに可哀想ですね。本物ではないとはいえショッピングモールでライフルを撃つリーリスはえげつないですね…。

 

第5話 位階昇華(レベルアップ)

上級生を全員片付けてしまったリーリス

運動音痴そうなみやびがすごく早く泳げていて、位階昇華って本当に凄いなと感じました。ユリエの方は全然泳げていませんでしたが、プールで沈み続けるのは逆に難しいような…。

 

透流はリーリスに遊園地に連れられて振り回されていましたが、絶対にユリエを優先する透流の誠実さは尊敬したいです。そして、次は上級生と1年生が戦うぞと思っていたらリーリスが上級生を全員片付けてしまいました。上級生がかませ役にされて可哀想でしたね。次はリーリス対1年生全員の戦いが始まります。

 

第6話 生存闘争(サバイヴ)

戦い合うリーリスとユリエ

モブの1年生達はすぐに片付けられてしまいましたが、透流達はかなり健闘していました。今回は巴が作戦を考えたりトラとユリエが共に動いたりと皆で協力して戦っている様子が見られて良かったです。

みんなで協力してリーリスに勝てるぞと思っていたら乱入者が現れてリーリスを連れていってしまいました。学園行事(?)が乱入者によって有耶無耶にされてしまうのはよくある展開ですね。序盤から思っていましたが、透流の拳は強いです。リーリスもヒロインの仲間入りを果たしました。

 

第7話 銀色の髪 黄金色の髪(シルバーブロンド イエロートパーズ)

自然の中では危なげなユリエ

島で合宿だけどどうせこの学園はろくな事をしないぞと皆が予想していたのですが、「今からあの島まで泳いで来い」と言われてしまいました。泳げだけでも酷いのに、船の甲板から急に落とされたので、本当にこの学園は酷いですね。ユリエは泳げないんですよ…。

島には学園の分校があったわけですが、ここで伊万里との再会を果たしました。伊万里が中卒になっていなくて安心しました。しかし、分校の立地が最悪ですね。島流しじゃないですか…。

 

第8話 品評会(セレクション)

透流が好きなみやび

海で遊んだり温泉で戯れたりと楽しい日常の場面が繰り広げられました。ユリエの身につけている服が流されるのは前も見たような…。透流がみんなの水着の感想を述べていましたが、一番主張が激しかった先生を最後まで無視していたのが面白かったです。

 

みやびの透流への恋はすくすくと大きくなっていました。そして、みやびはついに告白をしたのですが、残念ながら…。さらに、この間の連中がまた襲撃してきてピンチです。

 

第9話 神滅部隊(リベールス)

結構強かった月見先生

分校が襲撃され、みんな倒されてしまいますが、巴やトラ達は普通に戦っていて流石でした。そして、リミッターが解除された(?)月見先生が大健闘していました。先生はすごく楽しそうでしたね。

理事長が攫われたのを受け、ユリエと透流はKという男と戦います。船から降りたら見逃すぞと言われ、私は泳げないと返していたユリエのユーモアには感心しました。二人とも苦戦していましたが、覚醒して謎のオーラを放っていたユリエはかなり強かったです。Kは泳いで帰っていきましたが、この人はバイキンマンみたいな立ち位置でしょうか。そして、失恋したみやびが敵のもとに…。

 

第10話 七芒夜会(レイン・カンファレンス)

気づいたら仲良くなっていたリーリスと巴

みやびが行方不明のまま島を出るということより、島を出るので伊万里の出番はもう終わりということの方がショックでした。とはいえ、巴の心境を考えるととても辛いです。

 

七芒夜会という会議が学園で開催されましたが、悪そうなお爺さんによりゲームが始められてしまいました。いつものKがまた透流達の目の前に現れましたが、そこにはみやびの姿もありました。みやびの目はもう別人でした。

 

第11話 殺破遊戯(キリングゲーム)

透流が好きなみやび

まさかのみやび闇堕ち展開です。ヒロインが敵として帰ってくる展開は意外と珍しいので面白いですね。明るくて可愛かったみやびは透流だけを守りたいヤンデレで怖いみやびとなってしまいました。人はここまで変わるものなのですね…。

 

絆双刃としてみやびの相手をする巴でしたが、必死に説得をすることで最終的にみやびを取り戻しました。巴とみやびの関係性も結構尊くて良いですね。

 

ユリエと透流はまたKと戦っていましたが、ユリエ達はKに何とか勝利しました。Kの変顔が一瞬アップで映った場面では少し笑ってしまいそうになりました。これで一件落着と思っていたのですが、Kがまたパワーアップしてしまいました。K、お前まだ戦うのか…。

 

第12話 絶対双刃(アブソリュート・デュオ

また大健闘する月見先生

もう何度目かわかりませんがKとの戦いがまた始まります。Kはパワーアップしていましたが、覚醒ユリエはあいかわらず強かったです。そして、目を醒ましたユリエと透流は無事Kに勝てました。Kは第6話から第12話に至るまで結構長い間敵として頑張っていましたね、お疲れ様でした。

 

学園にまた平和が訪れ、物語は幕を閉じます。みやびが全然お咎め無しな点は気になりますが、とても面白い作品でした。

 

おわりに

最初に仲良くなったヒロインが第1話のAパートで退場したりヒロインっぽかった先生が敵になったり失恋したヒロインが敵になったりと展開がいろいろと珍しくて面白い作品でした。ヒロインの個性も強かったですが、やはりユリエは可愛いなと改めて思いました。続編があったらぜひ観たい作品です。

『銃皇無尽のファフニール』を久しぶりに観た感想

 

はじめに

アニメ『銃皇無尽のファフニール』(じゅうおうむじんのファフニール)を久しぶりに視聴したので、今回の記事では、改めて観て感じたことを簡単に述べていきます。あらすじや設定などはあまり述べません。ファフニールを観たことがある方は内容を思い出してみてください。

 

ちなみに、僕はファフニールのアニメだけでなく、原作のライトノベルも全巻購入して読み通しました。ファフニールの世界観などの知識はかなり持っていると自負しています。

 

第1話 竜園のミッドガ

水着を海に流されたイリスちゃん

主人公の悠が裸のイリスちゃんと遭遇してしまう場面から物語は始まりました。主人公のラッキースケベはこの手の作品ではよくある展開ですが、イリスちゃんは最初は悠を警戒していたものの、結構早い段階で悠を信頼したなと思いました。イリスちゃんはとても良い子です。

 

女しかいない学園に男主人公が編入するという設定もたまに見られるものでしたが、「私は反対です!」と述べるヒロインが現れるのもまさにテンプレートそのものでした。第1話は世界観の説明や能力のお披露目等で終わりましたが、最後にイリスちゃんのお腹の竜紋が光っていて何やら不穏な展開が予想されます。

 

第2話 白のリヴァイアサン

悠が大好きなロキ少佐

竜紋変色者は誰だという騒ぎになりましたが、その竜紋変色者はイリスちゃんでした。イリスちゃんは飛び降りて死のうとしていましたが、イリスちゃんは怖くてできませんでした。「私は強い子じゃなかったよ」と言っていましたが、飛び降りなかったイリスちゃんは少なくとも弱い子ではないと思います。

 

イリスちゃんが竜紋変色者だと判明しても誰もイリスちゃんを責めたりしません。「D」という同じ運命を抱いている者同士、やはり絆が深いのだなと感じられました。

 

悠がイリスちゃんの護衛となりましたが、パンツを見せようとしたり勝手にお風呂に入ってきて勝手に悲鳴を上げたりとイリスちゃんはいつものイリスちゃんでした。イリスちゃんの心が和らいでいる様子が見られてとても良かったです。

 

第3話 咆哮のファフニール

悠の手を汚させたくない深月

リヴァイアサンがやってきましたが、そう簡単には足止めできません。ここで、今までポンコツ扱いされていたイリスちゃんの能力がリヴァイアサンに対して一番有効だと判明します。必死に叫びながら抗っているイリスちゃんの姿が印象的でした。

 

最終的に悠が秘めていた力と深月の最終攻撃によりリヴァイアサンを討伐することができました。25年間もウロウロしていた災害級の怪物を討伐した彼女らはもっと世界中から信奉されても良いのではと思いました。イリスちゃんのキスはご褒美ですね。

 

第4話 竜人のティア

転校してきたティア

学園にDの転校生が二人やってきましたが、幼いティアは自分がドラゴンだと言い張る変わった子でした。悠と昔会っていたティアですが、悠への懐き具合が異常でした。イリスちゃんの温かい言葉をティアが普通に無視していたのは面白かったです。イリスちゃんは「うぇっ!?」って言っていました。

 

ティアの悠への懐き具合は本当に凄かったのですが、思っていたよりも早くティアはクラスに馴染むことができました。リーザの面倒見の良いところはすごく好きです。クラスメイトは家族だという彼女の心情はとても良いですね。

 

第5話 禍焔のムスペルへイム

力を暴走させるティア

ティアにはまだ自分はドラゴンだという気持ちが残っていました。ですが、悠やリーザ達との信頼関係はさらに築けていけている印象です。優しいお仕置きをするリーザはティアの言う通りママみたいでした。

 

今回は眼福の水着回でもありましたが、ティアと棒倒しで勝負して何回も負けているイリスちゃんが面白かったです。イリスちゃんの精神年齢は幼いティアと同じぐらいですね。いい日常回だなと思いましたが、最後にはヘカトンケイルが急に現れ、大ピンチです。

 

第6話 紅翼のティアマト

ティアが欲しいキーリ

学園内に急にヘカトンケイルが現れたのですが、ヘカトンケイルに気を取られているうちにリーザとティアのもとへキーリが襲撃してきました。キーリはとても強くリーザは全く相手になっていませんでしたが、リーザのティアを守りたい気持ちがかなり伝わりました。お互いに逃げてと言い合っていたリーザとティアの関係が尊いです。

 

ティアが連れていかれそうになった時に悠が来てくれました。またティアの心が揺らぎますが、今までの思い出によってティアが踏みとどまったのが嬉しかったです。キーリはなんだかんだでいなくなってくれましたが、まだヘカトンケイルが残っています…。

 

第7話 スカーレット・イノセント

ヘカトンケイルを撃退した悠達

悠達だけでなくティアも戦いに参加し、ヘカトンケイルを何とか撃退することができました。やはり悠の切り札の力が半端ないです。目を覚ましたリーザとティアの会話がまた尊かったです。この二人の関係性は美しいですね。

 

ティアと一緒に怒られているイリスちゃんがまた面白かったです。イリスちゃんは本当に可愛いですね。深月は深月で悠のことを思っているのですが、悠の記憶の事情を考えると、深月がすごく可哀想だと思いました。

 

第8話 侵攻のバジリスク

心が強いイリスちゃん

次はバジリスクを討伐するぞということでミッドガルの外へ行くことが決まりました。楽しい船旅が始まったと思っていたらリーザと深月が言い争っていました。お互いに信条があるのですが、第三者から見ると不毛な言い争いでもありました。

 

深月の口から二年前のことが語られました。深月の親友だった都もまた優しい子だったのですが、優しい都は深月を守るため、ドラゴンになることを受け入れてしまいました。

 

深月は都を討伐することになりましたが、深月の辛さは想像を絶するものでしょう。都は篠宮先生の妹でもありますが、引きずっているところを全く見せない篠宮先生も凄いなと感じました。

 

第9話 絶海のフロントライン

みんなをまとめる篠宮先生

作戦前に束の間の休息を取ることになりました。フィリルの策によって温泉に誘われた悠の状況が面白かったです。楽しそうにしているヒロイン達の場面と陰で冷や汗をかいている悠の場面が切り替わるたびにBGMの明暗も切り替わっていました。急に携帯が鳴ってくれたおかげで悠は一命をとりとめました。もしバレていたらどうなっていたのでしょう。

 

ニブルがバジリスクを討伐するためにミストルテインを落としましたが、残念ながらバジリスクが急に第三の目を開眼してしまい、防がれてしまいました。これは、反則かよ…と思いました。ティアも苦痛を訴えだし、また不穏な雰囲気が出てきましたね。

 

第10話 赤色のカタストロフ

バジリスクに苦戦する深月

ニブルの次に悠達がバジリスクの討伐を目指すことになりました。作戦も今まで以上に考えて練られていた気がします。イリスちゃんが特訓していた場面が少しありましたが、第1話と比べるとイリスちゃんは本当に成長したなと感じました。何だか嬉しくなりましたね。

 

悠達は必死に力を振り絞りましたが、バジリスクは討伐できませんでした。リヴァイアサンと比べるとバジリスクの討伐は容易ではありませんね…。アリエラの「おばあちゃんになるどころか骨までなくなっちゃうよ」って感じの言葉は少し面白かったです。

 

第11話 天墜のミストルテイン

正体はキーリだった穂乃花

敗走となってしまいましたが、悠がニブルのミストルテインを利用した新たな作戦を思いつきました。リーザと深月がまた言い争っていましたが、今回はみんながいてくれたこともあって丸く収まりました。深月もリーザも仲間思いで良い子です。

 

そして、船旅に同行していた穂乃花がティアを攫おうとします。穂乃花の怪しい場面は10話辺りでも見られましたが、とうとう正体がキーリだと判明してしまいました。穂乃花の出番はそこまで多くはありませんでしたが、バジリスク戦では共闘していたので、やはり悲しいですね。

 

第12話 アンリミテッド・ファフニール

ずっと苦しそうにしているティア

キーリとの戦いですが、悠があっさりキーリに勝ちました。悠が普通に強いところもありますが、前回と比べると本当にあっさりな気もしました。穂乃花の正体を知って泣いていたイリスちゃんが本当に優しすぎて、見ていて悲しかったです。

 

再びバジリスク戦が始まりました。ミストルテインと共に落下していく悠達ですが、少しずつ落下していくミストルテインの場面はとても緊張感がありました。最終話なこともあり、これが最後の戦いなんだなということがかなり感じられました。とても良かったです。

 

最終的にバジリスクの討伐に成功し、ティアも元に戻りました。勝利を祝うためにみんなで抱きついていたのが印象的でした。また、悠の記憶の事情をイリスちゃんが知っていて深月が知らないのはあまりにも深月が可哀想だなと感じましたが、イリスちゃんのメインヒロインらしさや優しさがたくさん見られて満足しました。最終話だけEDが全員の合唱になっていたのも素晴らしかったです。

 

おわりに

改めてファフニールを視聴し、改めて尊い作品だなと感じました。下手をすると命を落としてしまう世界なこともあり、ヒロイン達の絆はとても深いものでした。抽象的な表現をすると本当に美しい作品だと思います。何度でも見返したいです。

 

ファフニールの話は今後も原作で続いていくので、興味のある方は機会があれば読んでみてください。かなりの良作だと太鼓判を押しておきます。