『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会TVアニメ2期』を初めて観た感想

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会TVアニメ2期_1

 

はじめに

今年の春に放送された『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会TVアニメ2期』を観終わったので、今回はその感想について簡単に述べていきます。2期を観た方はもう一度内容を思い出してみてください。

 

※1期を観た感想については以下の記事に記しています。

 

 

第1話 新しいトキメキ

主人公の侑ちゃん

2期で一番注目するべきは3人の新キャラ達かなと思いましたが、第1話からいきなり全員登場してました。特に第1話では嵐珠(ランジュ)が目立っていて、同好会がオープンスクールでやらかしてあたふたしていたところを、ランジュが歌ってその場を繋ぎ止めました。しかし、ランジュは孤高のスクールアイドルなので、同好会への参加は拒否しました。ランジュはいつか仲間になるのでしょうが、考え方の違うランジュを今後どのように引き入れていくのでしょうか…?

 

第2話 重なる色

合同ライブの計画を立てるメンバー達

第2話(と第3話)はラブライブのゲーム内に登場するユニット「QU4RTZ」の4人(かすみん、りなりー、エマ、彼方)に焦点が当てられていました。ランジュをライバル視しつつも気になって「ぐぬぬ…」となっているかすみんが可愛いです。ランジュが同好会のメンバーのグッズを買っていたのが意外でしたが、同好会のメンバーが自分たちのグッズが売られていることを知らないことの方が意外というか心配になりました。自分たちの気持ちを伝えるために4人一緒に歌うことになったかすみん達ですが、歌は次回へお預けでした。

 

第3話 sing! song! smile!

お泊まり会を毎日するかすみん達

ライブの方向性などを決めるために、毎日誰かの家でお泊まり会をして話し合おうという展開になりました。入学式のかすみんの顔についてですが、あの顔は一体何があったのでしょうか?あと、彼方ママがすごく可愛かったです。お泊まり会の効果があったかなかったかはっきりしませんが、QU4RTZのライブは無事に成功しました。ランジュはまだ堕ちませんでしたが…。そして、今回は侑ちゃんも作曲の試験のことで思い悩んでいたのですが、みんなに励まされて、最後にピアノで1期のEDを披露するというすごい展開になりました。この特殊なEDには驚かされました。第3話は内容が濃かったです。

 

第4話 アイ Love Triangle

ゲームセンターで遊ぶ愛さん達

第4話はユニットの「DiverDiva」の愛さんと果林さんのお話でした。第1期では難題にぶつかっても数分であっさり解決していた印象の愛さんですが、今回は結構思い悩んでいたのが印象的でした。その愛さんを救うきっかけになってくれたのが果林さんでしたが、初めて後輩っぽい姿を見せた愛さんもしっかりと先輩としての姿を表していた果林さんもとても良かったです。果林さんがずっと先輩としての威厳を保っていたのが珍しいような気もしました。やっぱり果林さんは推せます。

 

第5話 開幕!ドリームランド↑↑(*'▽')

デートしているしずくと侑ちゃん

果林にガッカリンは愛さんのダジャレの中では面白い方でしたが、侑ちゃんのツボはあいかわらず赤ちゃんでした。第5話(と第6話)は「A・ZU・NA」(歩夢、しずく、せつ菜)の話でしたが、二人で出かけているしずくと侑ちゃんを当たり前のように尾行する歩夢もまたあいかわらずでした。たまたま歩夢と遭遇して何も考えずに歩夢についていってそうなせつ菜も面白かったです。結局4人で遊んでいて、最後にランジュとも遭遇しましたが、ランジュに何を言われても動揺しない侑ちゃんが強かったです。ランジュはデレて帰ってしまいました。そして、流れ弾でしずくの方が思い悩んでしまいますが、アドリブの演劇を通してしずくと歩夢とせつ菜の三人でライブをしようという話になりました。やっぱりライブは次回にお預けなのですね。

 

第6話 “大好き”の選択を

実は生徒会長のせつ菜(中央)

生徒会長の正体はスクールアイドルという事実は今後も隠していこうとするせつ菜でしたが、早速栞子に正体がバレてしまいました。ランジュだけでなく栞子もミアもそれなりに登場していますが、まだまだ仲間にはならなさそうです。そして、スクールアイドルフェスティバルと文化祭の合同開催が難しく、今回はせつ菜が思い詰めていましたが、みんなの励ましにより、最終的に合同開催ができるようになりました。歩夢がグーを前に出していたのは何だか見覚えがありますね。そして、前夜祭のA・ZU・NAのライブにてついに生徒会長はせつ菜であると本人から公表されました。まさかカミングアウトするとは思っていなかったので、びっくりしました。ちなみに、僕はユニットの中ではA・ZU・NAが一番好きです。

 

第7話 夢の記憶

同好会の仲間になる栞子(右)

ついにスクールアイドルフェスティバルが始まりました。副会長のせつ菜愛が強くて面白いです。今回は栞子に焦点を当てたお話であり、適性を気にしすぎていた栞子ですが、同好会のみんなやスクールアイドル経験者の姉の後押しを受けて、気づいたら曲を披露していました。スクールアイドルフェスティバルの後になりますが、栞子は同好会のメンバーになるみたいです。そういえば栞子は1年生なので、かすみんにしお子と呼ばれることになるのですね…。ちなみに、侑ちゃんは曲ができなくて悩んでいて、ランジュはランジュで何だか寂しそうな表情を見せていました。

 

第8話 虹が始まる場所

ランジュの宣言を聞くアイドル達

スクールアイドルフェスティバルも気づいたら最終日となりました。第1期から登場していた流しそうめん同好会がパワーアップしていて凄かったです。流しそうめん同好会による演出は最後の最後で失敗しましたが、そんなことも気にせず自分のパフォーマンスを披露するランジュはさすがでした。そして、侑ちゃんは当日まで曲作りに悩んでいましたが、ミアの協力もあり同好会のみんなで歌う曲は何とか完成しました。今回ついに侑ちゃんがみんなの前でピアノを披露していましたが、侑ちゃんは本当に成長しているんだなと感動しました。最後にぴょんぴょんしながら喜んでいて侑ちゃんが可愛かったです。ランジュも同好会のみんなのことをとうとう認めてくれましたが、不穏な空気を見せて帰ってしまいました。

 

第9話 The Sky I Can't Reach

歌いたいミア

ランジュがスクールアイドルをやめて帰国すると言い出しました。パートナーだったミアは頑張ってランジュを引き止めようとします。ミアはかつてプレッシャーで歌えなくなったということが判明しますが、なんとなくスーパースターのかのんちゃんを思い出しました。りなりーの励ましによって、まずはミアが歌いたいという気持ちを取り戻しました。そして、同好会のみんなでランジュを何とか引き止めようとします。ミアの曲は今までのラブライブにはないような曲で凄かったです。ミアの思いを聞いてもランジュはまだ堕ちませんでしたが、みんなの言葉をいろいろと聞いてついにランジュは仲間になりました。ようやくランジュを攻略(?)できました。これで、同好会のメンバー13人がついに揃いました。13人ってやっぱり大所帯ですね。

 

第10話 かすみん☆ワンダーツアー

実は部長のかすみん

私が部長なんだと強調したいかすみんによるツアーが始まりました。いろいろと作戦を練っていたかすみんですが、予期せぬ方向で空回りしていたのが面白かったです。GPSを付けられていた果林さんはあいかわらずでした。猫を探す〇ケモンGOみたいなゲームは僕もやってみたいです。そして、同好会のみんなと写真を撮りたくて照れてたランジュが可愛かったのです。みんなで写真撮れてよかったねランジュ、って温かい気持ちになりました。かすみん部長もお疲れ様でした。

 

第11話 過去・未来・イマ

勉強も頑張るメンバー達

ランジュがすっかり同好会に染まっていて何だか嬉しくなりました。ランジュが歩夢と侑ちゃんに抱きついていたのが良かったです。同好会を部に昇格させるかという話題になりましたが、同好会のままでいいと僕も思います。そして、3年生である果林さんが自分は先にいなくなってしまうんだなあと寂しそうにしていました。エマと彼方から今を楽しもうと励まされ、果林さんが同好会だけのファーストライブを開こうと提案しました。あの果林さんが提案してのが良かったです。赤点も回避したようで何よりです。

 

第12話 エール!

お悩み相談役の彼方

同好会の単独ライブの準備が始まりましたが、妹の遥ちゃんが緊張していそうだったり、歩夢と侑ちゃんと他校の後輩たちからそれぞれ個別に相談を受けていたりと、彼方が大忙しな回でした。彼方には習字という特技があったのが意外でした。そして、ラブライブの予選に出場するグループ達に動画のメッセージを送っていたのがとても良かったです。優しさを感じました。さらに、背中を押して距離が離れても手のぬくもりは残る、という彼方のセリフがとても印象的でした。歩夢はロンドンへの留学、侑ちゃんは作曲コンクールを頑張るみたいです。

 

第13話響け!ときめき――。

たくさんのメッセージを受け取ったメンバー達

単独ライブがついに始まりました。ソロ曲もユニット曲もあっててんこ盛りでした。尺の都合上フルで聴けないのが残念です…。ランジュがトップバッターという決まりがいつの間にかできていますね。ボードの故障がきっかけとはいえ、りなりーがボードを外して歌っていたのは意外でした。侑ちゃんにもメッセージが来ていたのも良かったですね。2期では侑ちゃんも同好会のメンバーであるということがいろいろな場面で強調されていて、侑ちゃん推しでもある僕は嬉しくなりました。最後にみんなで歌う前の侑ちゃんのセリフからは主人公としての威厳が溢れていました。とてもいい最終回でした。もう侑ちゃんたちに会えないと思うと寂しいです。

 

おわりに

1期ももちろん面白かったのですが、2期はそれ以上に面白かったという感想です。1期では見られなかったキャラ同士の新たな絡みが見られたり、侑ちゃんの成長が多くの場面で感じられたり、強敵っぽかったランジュが素直になったりと良かった点がたくさん挙げられます。

 

今までのラブライブシリーズの傾向から考えると次は映画に続くのでしょうか?どうせならアニメ3期をやってほしいところですが、何でもいいので侑ちゃんたちのストーリーをまだまだ観たいと思いました。今後の展開にも期待しています。