『91Days』を初めて観た感想

91Days_1

 

はじめに

友人からこの『91Days』を勧められたので、この度視聴してみました。今回の記事では『91Days』を初めて観て感じたことを述べていきます。各話ごとに短く述べていきますが、91Daysを観たことがある人は内容を思い出してみてください。

 

Day1 殺人の夜

まだ純粋だった頃のアンジェロ

かつて家族を殺されたアンジェロがある日届いた手紙がきっかけで復讐を始め出すという起点はわかりましたが、登場人物達の関係性がいまいちよくわかりませんでした。海外のドラマをアニメにしたような内容なので僕には理解が難しいかもしれませんが、アンジェロ(今の名前はアヴィリオ)が復讐をするということさえ最低限抑えておけば大丈夫だと思うので、このまま見続けていきます。

 

Day2 いつわりの幻影

アヴィリオにファンゴさんを殺させようと考えたネロ

複数のマフィアが話に絡んでいるらしくてやはり内容が難しい気がしました。SMプレイ中に襲われて、最終的に窓から逃走したファンゴさんは正直面白かったです。そして、ファンゴさんの仲間のセルペンテをヴァンノが撃って仲間の仇を討ったと思ったら、今度はアヴィリオがヴァンノを撃ったので驚きました。どうやらアヴィリオの復習相手はヴァンノとネロ、ネロの父でヴァネッティファミリーの長であるヴィンセントの三人らしいです。第2話で復讐を遂げるのは早いなと思ったら、早くもアヴィリオが疑われて面白くなってきました。

 

Day3 足音の行先

アヴィリオを責めるネロ

セルペンテの死体はどこにあるんだという話になりましたが、そのセルペンテがきっかけでネロ達とファンゴさん達の戦いがまた起きました。とっくに死んでいるセルペンテがヒロインでした。ネロを見て「見つけたー!」って感じでテンションを上げてたファンゴさんが面白かったです。アヴィリオがヴァンノを殺したんじゃないかって疑いは一応晴れたみたいです。しかし、ネロ達ヴァネッティファミリーとファンゴさん達オルコファミリーの関係は悪化し、一触即発の事態のようです。

 

Day4 敗けて勝って、その後で

ネロを追ってきたよくわからないおっさん

ネロとアヴィリオの二人だけの逃亡が始まりましたが、この二人が仲良くなっている感じがして良かったです。アヴィリオの内面は推し量れませんが…。そして、ネロを始末しようとオルコファミリーの大きな男が追いかけてきましたが、股間を攻撃されたのが意外でした。このアニメにそんなギャグみたいな展開が起こるとは思っていなかったです。この大男はしぶとかったですが、何とか死にました。今回の話は気休めの回って感じでしたね。

 

Day5 血は血を呼ぶ

ネロの数少ない味方の一人のバルベロ

気づいたらファンゴさん一派はオルコファミリーから孤立してしまったそうです。もう今なら戻っても大丈夫かなとネロ達は帰りましたが、ネロは弟のフラテ達に裏切られ、また逃げていくことになりました。ネロが逃げるのはこれで何回目でしょうか。そして、今度はファンゴさん達と手を組もうという展開になり、嬉しかったです。この作品で一番好きなキャラはファンゴさんですね。ファンゴさんの大げさな言動がいちいち楽しいです。

 

Day6 豚を殺しに

豚のドン・オルコ

「豚を殺しに」ってサブタイトルが直球すぎて面白いです。その豚のオルコをファンゴさんに渡すことができればファンゴさんはオルコファミリーを乗っ取ることができるので、今回はネロ達とファンゴさん達は協力関係を築けました。アヴィリオがオルコに正体を明かした時は驚きましたが、結局オルコはラザニアになり(?)、今回も無事に終わりました。あの手紙の主がもしオルコだったらここでネロは殺されていたのでしょうか…?あと、コックの格好をしてイキイキとしていたファンゴさんが最高でした。コスプレ感がすごかったです。

 

Day7 あわれな役者

イメチェンをしたファンゴさん

いつの間にか髪型が変わったファンゴさんですが、晴れてファミリーの長になりました。今後のファンゴさんの活躍に期待です。今回はネロとフラテの抗争が激化しましたが、フラテを利用していたロナルドもフラテも死んでしまいました。フラテを撃ったネロの心情を考えると辛いです。この作品は本当によく人が死にますね…。姉のフィオだけは死なずに済んでよかったです。

 

Day8 帳の陰

一瞬で心が折れた新しい連邦取締官(左)

新しく連邦取締官に就任した新キャラがマフィアの一掃をしようと意気込んでいましたが、家族を狙われてすぐに萎縮してしまいました。それよりも、アヴィリオの幼なじみで序盤からアヴィリオに翻弄されていたコルテオがファンゴさんと裏で関わることになってしまいました。ファンゴさんはもうネロ達が用済みみたいですね…。しかし、最後の方でコルテオは用済みと言われ、もう用済みなのは早すぎだろと思っていましたが、いろいろあって覚醒したコルテオにファンゴさんは襲われて死にました。ファンゴさんが死んでしまったのは残念ですが、まさかコルテオがやってしまうとは予想していませんでした。

 

Day9 黒ずんだ野望

イライラしているアヴィリオ

ファンゴさんは死んでしまいましたが、コルテオが裏切り者だということがネロ達にバレてしまいました。これにはさすがのアヴィリオも動揺していました。コルテオが死ぬのは嫌だなと思っていたら、コルテオはどこかに逃げることができたみたいです。そして、ネロが新しくヴァネッティファミリーの長になりましたが、そういえばアヴィリオは全然復讐を遂行しませんね…。そして、手紙の主はまさかの叔父貴のガンゾでした。ガンゾのおかげでコルテオはひとまず助かった感じでしょうか。

 

Day10 誠実の証

コルテオのことを大切に思っていたアヴィリオ

ガンゾはただファミリーの長になりたかっただけみたいです。そして、アヴィリオの仕事のついでにコルテオは遠くへ逃げることができました。二人で一緒に生活していましたが、本当に幸せそうでした。アヴィリオはネロ達のもとへ戻り、コルテオはずっと遠くで平和に暮らしていけると思っていたら、アヴィリオへの疑いを晴らすために、結局コルテオはネロ達のもとで殺されることになってしまいました。アヴィリオがコルテオを撃ちましたが、コルテオが笑いながら死んでしまったのが本当に辛いです。アヴィリオが「すぐ会える」と言っていましたが、アヴィリオは復讐を遂げたら自分も死ぬ気なんでしょうね。

Day11 すべてがむだごと

かなり弱体化したヴィンセント

アヴィリオがコルテオの幻影を見ていて重症だなと感じました。そして、ヴァネッティファミリーの劇場のこけら落としが始まりましたが、ここでアヴィリオの最後の復讐が始まります。最初の方で三ヶ月後に劇場が完成と言っていましたが、91Daysってそういうことだったのですね。アヴィリオがヴィンセントをついに殺すと思っていましたが、アヴィリオはなぜか別の人を撃ちました。そのせいでガンゾも別の人に殺されてしまい、僕は混乱しました。身体が弱っていたヴィンセントは結局死んでしまいましたが…。あと1話でどういう結末を迎えるのでしょうか?

 

Day12 汚れた空をかいくぐり

ネロを殺せなかったアヴィリオ

劇場でファミリー同士の戦いが繰り広げられ、同時にアヴィリオの真の目的を知ったネロはアヴィリオのもとへ行きます。コルテオと仲が良かったチェロットがコルテオのことでアヴィリオを責めていたのが、視聴者の気持ちを代弁しているみたいで良かったです。そして、ネロとアヴィリオの二人旅がまた始まりました。ネロに責められた時、「あの時俺を殺しておけばよかっただろ!」と大声を上げたアヴィリオも印象に残っています。アヴィリオがネロを殺さなかったのはアヴィリオがネロを殺したくなかったからみたいですが、たぶん最後にネロはアヴィリオを撃ちました。死体は映っておらず銃声だけ聞こえましたが、生きる目的の無いアヴィリオを生かすとは思えないので、たぶん死にました。ネロのもとへ追手が来てましたが、ネロも最後は死んでしまうのでしょうか…?

おわりに

見続けていくにつれて話の内容や人間関係をどんどん理解できるようになったので、話が進むにつれて面白さを感じました。大人向けの作品だと思いますが、話を理解できればできるほど面白さがわかる気がします。僕の一番のお気に入りのファンゴさんが死んでしまったのが残念です。それよりも、この作品は人が死に過ぎでは…?