『はぐれ勇者の鬼畜美学』を久しぶりに観た感想
- はじめに
- episode1 強くてニューゲーム
- episode2 聖水の絆
- episode3 大人になるには
- episode4 勇者の背中
- episode5 ただ、そんな休日の一時を
- episode6 超音速!スレイプニル
- episode7 渚の鬼畜パニック!
- episode8 BABELランキング戦、開始
- episode9 こんなにも綺麗な月夜の晩に
- episode10 ボクの居場所
- episode11 夜明けが来る前に
- episode12 世界が君を見つめてる
- おわりに
はじめに
久しぶりに『はぐれ勇者の鬼畜美学』(はぐれゆうしゃのエステティカ)というアニメを視聴したので、今回はその感想について簡単に述べていきます。はぐれ勇者を観たことがある人は内容を思い出してみてください。
episode1 強くてニューゲーム
異世界で魔王を倒し終わった主人公の暁月が元の世界へ帰るところから物語が始まります。異世界へ行くアニメはたくさん思い浮かびますが、異世界から戻るアニメは結構斬新な気がします。はぐれ勇者はもう10年ぐらい前の作品ですが…。ちなみに暁月は魔王の娘であるミュウ(美兎)をお持ち帰りしています。
実は異世界に行って戻ってきた少年少女がたくさんいるという設定であり、戻ってきた人達は専用の施設内で暮らしていました。そして、彼らは異世界に行った影響で何かしらの魔法に目覚めています。
暁月と美兎は異世界から戻ってきてすぐに身体検査を受けていましたが、暁月の強さを感じることができました。下着を盗む技術は目を見張るものがあります。生徒会長の実力も気になりますが、生徒会長の本気はアニメでは拝めません…。
episode2 聖水の絆
タイトルからも想像できますが、とんでもない回でした。ヒロインの美兎と千影と葛葉が体育倉庫で聖水を漏らしてしまいます。美兎と千影は、暁月の「葛葉だけじゃなくみんなで漏らせば恥ずかしくない」という考えによって漏らす羽目になってしまいました。さすが暁月です。
聖水のインパクトが強いですが、他にも暁月の鬼畜変態要素が垣間見えました。下着を盗むテクニックがあいかわらず気になります。調子に乗っていた不良の鬼塚を一瞬で大人しくさせたのはかっこよかったです。実は人ではなく魔王の娘である美兎も友達と仲良く過ごせていけそうで何よりです。
episode3 大人になるには
鬼塚が田中に「俺の代わりに並んでくれて優しいなあ」と言って順番を抜かしていたら、今度は暁月が鬼塚に「俺の代わりに並んでくれて優しいなあ」と言っていたのが、見ていて気持ちよかったです。その鬼塚によって試験用のコカトリスが暴走したと思われましたが、実は鬼塚が真の犯人ではないんですよね…。
今回は自分の居場所について悩んでいる葛葉を暁月が励ましてあげる場面もありました。彼女だけ小学生ぐらいの年齢なので、いろいろと苦労することがあったのだと思うと胸が痛いです。葛葉と美兎と千影の3人はこれからも仲良くやっていけそうです。コカトリスによって葛葉も千影も石化してしまいましたが、我らが暁月が駆けつけてきてくれました。待ってました。
episode4 勇者の背中
コカトリスは暁月があっさり倒してくれました。流石です。鬼塚責任取れよって感じですが、実は鬼塚を利用していた田中が黒幕でした。オドオドしている田中の性格は演技であり、本当の田中は残忍な性格であり強かったです。いじめられっ子が実はめちゃくちゃ悪いやつってリアルでは見たことありませんね…。
しかし、田中はあっさり生徒会長によって氷漬けにされてしまいました。今後田中はもう出番がありません。鬼塚はこの後また出番があるのに…。田中の強さはいまいちわかりませんでした。最後には握手してくれよと言いながら殴りかかってきたやつが現れました。この学校(?)は物騒ですね…。
episode5 ただ、そんな休日の一時を
急に殴りかかってきた海堂が何者なのかはこの時は全然わかりませんでした。今回はみんなでショッピングに行く平和な回です。下着ショップの場面がほとんどだった気がしますが…。下着を着る場面でここまで尺を使った作品はあまり無いかもしれません。女子更衣室の上の方の壁に堂々と立っていた暁月の絵面が面白かったです。
美兎の胸がすごく大きいことがよくわかりました。胸が大きいと下着のサイズに困るらしいです。透けていく下着なんて、開発許可を出した人間はやばすぎます。暁月が下着を盗んだ回数はもうわかりません。
episode6 超音速!スレイプニル
暁月は海堂に工房のような所へ連れていかれます。そこには意志を持っているバイクのスレイプニルがありました。最初はスレイプニルの力にはじかれる暁月でしたが、お前の父親は乗れたぞと煽られた結果、いつの間にか乗りこなしていました。暁月は本当に何でもできますね。
遥が駆けつけてきて「何をやっているんだお前」とスレイプニルに触ったら服をはじかれてしまったのが可哀想でした。その日の夜にテロリストがビルを占拠する事件が発生しますが、暁月がまた何とかしてくれました。暁月がいつも有能すぎます。海堂は少し胡散臭くなってきました。
episode7 渚の鬼畜パニック!
異世界では不穏な動きが見え始めましたが、暁月たちは海辺で休日を満喫していました。選ばれた人間の下着を盗めというふざけたイベントが始まりましたが、当然のように逃げる人が暁月になりました。暁月vs他の参加者という酷い構図の鬼ごっこが始まったと思いきや、暁月が鬼の下着を取りまくり鬼の清掃を始めて行きます。鬼ごっことは一体?
いつの間にか暁月が鬼みたいになり、下着を取られたくないヒロイン達が逆に逃げ出します。遥は女子のシャワー室に入りますが、「責任は全て運営がとってくれるから大丈夫」と言って暁月が普通に入ってきました。暁月はいつか捕まるのでは…。暁月の下着強盗回数は絶賛更新中です。
episode8 BABELランキング戦、開始
異世界にて、フィルという名のこれまた胡散臭い男が美兎を回収しようとしていますが、こっちの世界ではクラス決めがかかっているランキング戦が始まりました。生徒会長と戦いたい暁月ですが、生徒会長とは結局戦えないんですよね…。「やっとあんたと戦える」と暁月は喜んでいたのに…。僕も生徒会長の実力をやっぱり見たかったです。
ランキング戦では暁月たちのチームは快調でした。暁月って力だけの人間と見せかけて結構頭の回転も早いですね。暁月一人と生徒会長を除く生徒会チームの戦いもありましたが、海堂が止めに入ります。どうやら何かやばい事態になっているみたいです。美兎が危ないです。
episode9 こんなにも綺麗な月夜の晩に
美兎のもとへフィルがやってきてしまいました。千影と葛葉は負傷し美兎は逃げます。その美兎とフィルを暁月が追っていくのですが、暁月が追いつく前にフィルの目の前にまさかの鬼塚が現れました。序盤では自分勝手に振る舞っていた鬼塚でしたが、田中の件もあり改心していました。真面目になった鬼塚はかっこよかったです。
結局鬼塚はフィルにやられてしまいますが、鬼塚の好感度は結構上がりました。フィルは美兎のもとに追いつき、フィルは美兎を泣かせてしまいます。その時、我らが暁月の参上です。女を泣かせるやつは確かにクズですね。ここから先は暁月に期待です。
episode10 ボクの居場所
暁月とフィルの戦いが始まりました。暁月は結構フィルに攻撃を加えますが、フィルはなかなか倒れません。美兎を人質に取られて武器を捨てろと言われますが、武器を捨ててすぐにフィルを倒した暁月でした。やっぱり強いです。
美兎は「自分さえいなければ」と弱気になってしまいますが、イケメン暁月が励ましてくれました。「お前の居場所は俺だ」はかっこよすぎます。これでめでたしめでたしと思っていたら、フィルはまだやる気でした。しつこいですね…。
episode11 夜明けが来る前に
フィルは竜と契約していたらしく、姿が竜となりました。暁月は体力を失われていて戦えませんでしたが、美兎や千影、葛葉、生徒会の面々が協力してフィルと戦う展開になりました。みんなで協力して戦う場面はどの作品においても盛り上がりますね。
これでいけそうと油断していたら、普通にフィルが美兎以外を倒してしまいました。竜になっても喋れるのか…。しかし、美兎を捕えたフィルがちんたらしていたら暁月が参上しました。スレイプニルに乗って登場したのがかっこよかったです。今度こそフィルを倒してください。
episode12 世界が君を見つめてる
暁月たちが会話しているのを待ってくれたフィルが優しかったですね。「あばよ後輩!」、「ええ、さようなら先輩!」って会話が個人的に好きです。最終的に暁月はフィルを倒します。この作品における暁月の活躍数は凄まじいです。
ランキング戦は台無しになりましたが、暁月たちのチームは全員上位クラスに上がることができました。チーム表を見ていたら、海堂と鬼塚はチームを作らずランキング戦に参加していたことがわかりましたが、ぼっちで参加は虚しすぎますね。
暁月は急に異世界での異変を感じ、異世界へまた行くことを決めます。成り行きで美兎、千影、葛葉、海堂、遥も一緒に異世界に行くことになりました。異世界へ向かいこのアニメは終了しました。俺たちの戦いはこれからだってわけですか…。
おわりに
久しぶりにはぐれ勇者を観ましたが、意外とフィルに苦戦していたんだなと思い出しました。ランキング戦の話で5話ぐらい使っていますね。戦闘シーンも面白いですが、やっぱり下着を盗んで楽しそうな暁月をもっと見たかったです。
一応異世界要素のある作品なので、異世界のアニメが好きな方は時間があればこの作品も観てみてください。たぶん観たことがある人は少ないです…。