『のうりん』を久しぶりに観た感想

のうりん_1

 

はじめに

最近僕がプレイしている某音楽ゲームで『のうりん』のオープニング曲がカバーされました。その影響で久しぶりに『のうりん』を視聴したので、今回はその感想について簡単に述べていきます。『のうりん』を観たことがある人は内容を思い出してみてください。

 

第1限 厨脳ラブストーリー

アイドルを引退してしまう草壁ゆか

主人公の耕作が僕以上のキモオタで安心しました。自分の大好きなアイドルが引退してしまい辛い気持ちはよくわかりますが、抱き枕カバーの中に引きこもっていたのは面白かったです。僕も好きなキャラの抱き枕カバーが欲しいです。のうりんはやはりギャグが多くて面白いなと思いました。ゆかと林檎の顔は髪の色が違ったら完全に別物ですね。教室に牛を連れてくることができる学校は実際に存在するのでしょうか…?

 

第2限 キング・オブ・ファーマーズ

パンツと林檎

この学校の寮には他の人達は住んでいないのでしょうか?主人公の家に両親がいないような多くの作品と同じで都合の良い設定ですね。この回の後半はパンツの話になっていましたが、パンツだけでよくここまで話を伸ばせるなと改めて思いました。「こんな汚物いらない」と言って幼馴染のパンツをゴミ箱に捨てているのは流石に酷いです。

第3限 スーパー姑大戦 実習篇

張り合う農と林檎

 

ゆかグッズを全て捨てられていて耕作がすごく可哀想でした。僕だったらショックで二度と立ち直れないと思います。のうりんを観ていると農業をやりたくなってきますが、農業は虫との戦いでもあると考えると嫌になりました。林檎は普通に虫を手で触っていてすごかったです。そういえば、僕も小学校の時に地元の農業高校で田植え体験をしました。懐かしいです。

第4限 君が見せた笑顔

トマトと林檎

農業は虫だけでなく猿との戦いでもあると思い知らされました。今回は真面目な感じで終わりましたが、農業の大変さは全話を通して痛感します。笑えない林檎も少し笑った林檎も可愛いです。僕もトマトを食べたくなりました。吹き矢のおじさんが持っていたポスターがニャル子だったことに今回初めて気づきましたが、のうりんとニャル子の原作は同じ文庫レーベルから出ていましたね。

 

第5限 五人の四天農

四天農のバイオ鈴木

前回は真面目な感じで終わったのにまたギャグ全開になりました。おかえりなさい。意味が違うとはいえ、ア〇ルと発言するのは大丈夫なのでしょうか…?のうりんといえばパロディネタですが、改めて観てみるとジョジョ率がなんとなく高い気がします。僕はジョジョのアニメを観たことはありませんが…。僕の地元にも農業高校がありましたが、こんなにキャラが濃い人達がいたのでしょうか?

 

第6限 萌(めぐみ)の錬金術

四天農のマネー金上

四天農の中で一番目立っているマネーさんの回でした。もえたまは僕も惹かれます。この人はただお金が欲しいだけの人間と見せかけて意外と計算して動いている人間なので尊敬に値すると思います。たまに忘れるんですけど、この人って女子なんですよね。良田さんはオープニングに登場するヒロインかつ四天農ですが、その割には出番が少ない気がしました。

 

第7限 号泣サラダ

大豆の現状を目の当たりにする林檎と耕作

ネタとはいえ、みんな急に太っていて面白かったです。しかし、完全なギャグ回と見せかけて、後半に農業の厳しさや林檎の過去のことが語られて、かなり内容が詰まっていました。一生懸命育てていた作物がダメになってしまうのは本当に辛いと思います。形が悪いだけの野菜なら、僕は普通に買いますけどね。

 

第8限 クッキングババ

アラフォーのベッキー先生

今回はベッキー先生回でした。今まで先生の出番はそこまで多くありませんでしたが、今回はずっと先生の主張が激しかったです。最後のAKB40はとても面白かったです。否定的な意味ではありませんが、農林の中で一番酷い回だったと思います。僕も歳を重ねるのが怖くなりました。

 

第9限 学校の海パン

泥の中ではしゃぐ農と林檎

海に行けないからといって泥の中ではしゃぐのはすごいなと思いました。汚れが付き物の田植えをするような人達なので、あまり気にしないのでしょうか。マネーさんの水着も見てみたかったです。コシヒカリは誰でも名前を知っているようなお米ですが、育てるのが結構大変なんですね。耕作の運転を見ていて、現実の世界だったら事故になっていたんだろうなと思えてヒヤヒヤしました。

 

第10限 究極と至高の野菜対決!

父親に勝負を挑む継

継と継の父親が野菜の売り上げ対決を行いましたが、普通に継が負けてしまいました。マネーさんが絡んでなかったらもっと悲惨な結果になっていた気がしますが…。子供と大人だとやはり子供側に勝ち目はありませんね。良田さんの反応があからさまなのに継は気づいていないのでしょうか…?

 

第11限 あかるいのうそん

耕作の地元で遊ぶ林檎達

田舎は楽しいと思いきや、農業はそう簡単に上手くはいかないこと、そして田舎はよそ者に対して排他的な一面もあることを改めて感じました。耕作も耕作の家族も可哀想です。田舎暮らしも農業生活も僕にはたぶん無理だなと思いました。

 

第12限 みんなののうりん

主人公らしかった耕作

耕作と農が結婚するという嘘がバレて村が大ピンチになりましたが、耕作が場を収めてくれました。かっこよかったです。ベッキー先生は最終回でも絶好調でした。この回であの吹き矢の人が再登場したのが驚きですね。「僕たちの戦いはこれからだ!」と言って締められましたが、これは続編が来ないフラグですね…。

 

おわりに

のうりんはやっぱり面白いなと久しぶりに思い出しました。基本的にギャグが多くてシリアスがたまにある感じですが、このギャグとシリアスの比率が個人的にちょうど良い気がします。

 

のうりんはふざけたアニメとか下品なアニメとか思われてそうですが、実際その通りだと思いますが、農業の実態を教えてくれる農業アニメの一面も持っています。もっと多くの人に知ってもらいたい良い作品でした。アニメの続編は…無さそうです。