『中二病でも恋がしたい!』を初めて観た感想

中二病でも恋がしたい!_1

 

 

はじめに

以前にTwitterで「中二恋はまだ観たことない」と呟いたのですが、フォロワーさんから「ぜひ観てください」とリプライが来ましたので、今回この『中二病でも恋がしたい!』(中二恋)を初めて視聴しました。

 

この作品は有名だと思います。僕も名前をかなり前から知っていました。タイトルからわかりますが、ヒロインが中二病という設定も把握していました。何となく内容を知っていたけどまだ観たことがなかった中二恋を初めて観た感想を、これから述べていきます。

 

語彙力も記憶力もないので、やはり短い感想になると思います。この作品を知っている人でないと、何を言っているのかわからなくなる気がします。作品愛が薄いわけではないのでご了承ください。また、全ての記事において、画像は基本的に貼らない方針でいきます。勝手に貼っていいのかわからないので・・・。

 

第1話 邂逅の…邪王真眼

ヒロインの六花が中二病なのは知っていましたが、まさか主人公の勇太も(元)中二病だとは思っておらず驚きました。金色の眼を初めて見た時は騙されましたが、あれはカラーコンタクトなんですね・・・。初めての視聴なので不安なのですが、この作品にはファンタジー要素は存在しないという認識で合ってますよね・・・?

 

第2話 旋律の…聖調理人(プリーステス)

六花のお姉ちゃんである十花さんがめちゃくちゃ強かったです。調理器具を振り回しているだけなんですけど。これは全話通しての感想になりますが、六花の脳内の世界で描かれている戦闘をいちいち派手に描写している演出がとても面白かったです。

 

第3話 異端なる…双尾娘(ツインテール

中二病の少女が他にもいるとは思っていませんでした。もしかしてこの作品は中二病の人がたくさん出てくるのでしょうか・・・?今回初登場した凸守についてですが、髪をあんなにグルグル回していたら髪が痛みそうだなあと思ってしまいました。そして、第2-3話辺りで丹生谷さんが一番好きなヒロインになりました。他のヒロインは幼稚なので、丹生谷さん一択です。六花は面白いキャラなので、変人としては好きになりましたが、ヒロインとしてはそこまで好きにはならなかったです。

 

第4話 痛恨の…闇聖典(マビノギオン)

丹生谷さんも元中二病であることが判明してしまいました。第3話の終盤辺りで怪しかったのですが、まさか本当に中二病だったとは・・・。それでも僕は丹生谷さんが一番好きです。裏表があるのは現実の女性らしくて良いと思います。名前が森夏でモリサマーなわけですが、凸守から偽物扱いされていたのはめちゃくちゃ面白かったです。

 

第5話 束縛の…十字架(ハード・スタディ)

数学ができない気持ちはよくわかります。僕も数学は嫌いです。モリサマーと凸守の中の悪さ(良さ)があいかわらず面白かったです。

 

第6話 贖罪の…救世主(イノセント)

全12話の中で一番面白かった回は間違いなくこの話です。序盤から登場していた勇太のクラスメイトである一色君ですが、彼にラブレターが届いたり彼が実施した顔面偏差値選手権の存在がバレてしまったりと第6話は彼のエピソードでした。クラスの男子達を守るために一人で罪をかぶって坊主頭になったところがかなり印象的です。男なら誰でも惚れてしまうのではないでしょうか。中二恋で一番好きなキャラは一色君になったかもしれません。この話から一色君の出番が増えていくのでかなり嬉しかったです。ところで、あのラブレターは結局誰が送ったのでしょうか・・・?

 

第7話 追憶の…楽園喪失(パラダイス・ロスト)

みんなで六花の実家の方へ行くことになりましたが、まさか一色君もついてきてくれるとは思っていなかったのでテンションが上がりました。六花の家族のことが明らかになったりと重い話が展開されていくので、一色君や凸守vsモリサマーのようなお笑い要素は本当に大事です。シリアスがダメなわけではないですが、中二恋はギャグ多めの恋愛アニメだと勝手に予想していたので、第7話以降の展開には結構びっくりしました。

 

第8話 二人だけの…逃避行(エグザイル)

まさか六花と勇太だけ先に帰るとは思っていませんでした。他のキャラを置いて主人公とメインヒロインだけ帰るなんて斬新すぎます。これは真面目な話ですが、電車で挿入歌が流れていた場面がとても良かったです。そして、コンビニのおにぎりを食べたくなりました。電話してたらくみん先輩に先に帰られた一色君も面白かったです。

 

第9話 混沌の…初恋煩(カオスハート)

恋に悩まされる六花はすごく可愛かったです。モリサマーは何気に面倒見が良いですね。最後六花が落ちそうになったところは「おいおいおい」と思ってしまいましたが、その後抱きしめ合っていたところは素晴らしかったです。一色君が先輩に連行されていたところはまた面白かったです。

 

第10話 聖母の…弁当箱(パンドラズ・ボックス)

展開が思っていたよりも早かったので、アニメが終わるまでに告白が来るのかなと予想していましたが、ついに告白のシーンが来ました。小指しか触れないのが、初々しくていいですね。しかし、最後に六花は眼帯を外すことになったので、この後もまた予想できない展開になりそうです。それよりも、くみん先輩に告白して寝ながらごめんなさいと言われる一色君がこれまた面白すぎて最高でした。

 

第11話 片翼の堕天使(フォーリン・エンジェル)

さすがに凸守が可哀想になってきました。お友達になってくださいと言える六花の勇気には感動しました。友達になってなんて現実ではなかなか言えませんよ・・・。あと1話で六花がもとに戻るのかなって予想できましたが、本当にあと1話で終わるのか?という疑問も生じました。

 

 

第12話 終天の契約(エターナル・エンゲージ)

勇太が六花のもとへ行き、他の皆も勇太と六花を支え、最後には六花が戻ってくるという王道でありながら普通に感動的な最終回でした。美少女になった凸守はすごく可愛かったですし、六花の跡を継いだくみん先輩がすごく面白かったです。物語の序盤から度々現れるベランダの場面ですが、最後もベランダのシーンで締めていたのも良かったです。

 

おわりに

中二恋は六花と勇太のラブコメがメインであり、モヤモヤした気持ちが残らない綺麗な形で終わったのでかなり満足しました。

 

でもやっぱり一色君の面白さがこの作品で一番印象的な気がします。坊主になってから一色君のターンが始まりました。中二恋で一番好きなキャラはあなたです。

 

無事にフィナーレを迎えた中二恋ですが、なんとアニメ第2期が存在するらしいです。一色君が登場するならぜひまた観たいところですが、第1期で勇太と六花が結ばれたので、これ以上何をするのでしょうか・・・?主人公が一色君でくみん先輩がメインヒロインだと理想ですが、そんなことは絶対ないでしょう・・・。

 

中二恋第2期もそのうち観て感想を述べようと思います。楽しみです。